最近のネットで話題になっているのは、パスワードを盗み出すために擬似サイトへの誘導するメールと、お前のメールアカウントをハッキングしたから身代金払えの2つかなぁ。
この2つは相変わらず日々配信されているようで、俺のところに来るやつは、最近は英語版しか来なくなったね。しかも、Bitcoinの請求額はズンズン増えてる。誰か払ったやつがいるのか?
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まあそんな事はどうでも良くて、最近メールボックスまですり抜けてくるどうでも良い迷惑メールが有る。
Excelファイルが添付されているのだが、ウィルスバスターが反応はしない。どうなっているんだろうか?
最近来たものは以下の通りだ。
題名は「立替金報告書の件です。」ってなっている。誰にも俺は金を立替えてもらったことは無いんだが?だらか来ること自体がおかしいね。
発信人は、多分どこかで引っ掛けた実アドレスだろう。******@docomo.ne.jpってなっており、そこから配信したなりすましメールだ。
本文は至って簡単な内容で以下の通り。
お疲れ様です。
追加発注書です。
を送付致します。
ご確認のほど、宜しくお願い
を送付いたしますでは、何を送付するのか全くわからないじゃない。また、最後も宜しくお願いって友達じゃないんだから、ビジネスマンとしての作法と言うか常識が無いよ。
日本語のメール文として全く成り立っていないよね。
最低の最低だ!
添付されているファイルは、Doc06120182088586813.xlsってファイルなんだよ。今どきxlsっている拡張子のファイルも珍しいよね。xlsxが今のExcelの拡張子だからさ。
相当前に作った物をたらい回しで使っているのかな。

この手のメールが来たとき、受信フォルダーに来る前にウィルスバスターが検知して、添付ファイルでなになにを見つけましたので隔離しますというポップアップが出るんだが。
当然、xlsファイルに組み込まれているマクロについても同じく検知し、削除されてしまうんだが、今回の物はそのまま素通りしてきたんだよ。
この手のメールはxlsという拡張子のファイルに見えて、偽装していることが多いので、絶対にクリックなんかしちゃだめだね。これは絶対的な常識。
だいたい、立替金報告書なんて題名のメールがプライベートアドレスのメールに来るかって!
常識で考えてもおかしいね。
いずれにしても、最近流行りの誘導詐欺メールにばかり気を取られていると、こういう一見普通そうな詐欺メールに引っかかりやすいので、題名で違和感を感じた時点で、速攻削除が確実な対策だと思う。
仮に、そんな案件が事実としてあったとしても、本来なら直接電話してくると思うよ。そう思って安心して削除してくれたまえ。
