こんばんは、じぇいかわさきです。最近は、ものすごく来る頻度が少なくなったのですが、今回のように忘れた頃にやってくる場合が多い、ウィルスファイル付メール。今回のやつは、初めて実際のビジネスメールに近くなった。
こっちのマクロウィルスメールも、だんだん進化してきて間違えやすいように細工はしだしたね。でもさ、ビジネスに使っていないメアドに送られても、絶対に嘘だって分かっちゃうよね。

出荷詳細添付と言うなのウィルスメール
最近はPCの中身を見たぞと言う脅迫メールが主ですが、それでもまだこの手のマクロウィルス付ファイルを添付したメールって、たまにくるんですよね。
今回来たのは、何かの出荷明細ファイルが添付されたメールなんです。しかし、このメールは普通に読めば変だなってスグに分かる。
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そもそも、何という製品の出荷詳細なのか、どこにも書いていないんです。また、会社名や部署も一切無いので、これだけで怪しいメールだって判断されますよね。
ちょっと前までなら、送り主の会社名と部著名くらい書いてありました。ただ、その場合でも送り主の名前が無いので、こりゃあ嘘だってスグに見破られますけどね。
今回の送り主のアドレスは”junko.yoshikawa@ocn.ne.jp”です。どこかで窃取されたメアドじゃないかなって思います。
問題の本文はこちら
いつもお世話になっております。
先程、お電話にてお問合せ頂きました件です。
ご確認の程、よろしくお願い致します。
***** 秘密保持について *****************************
この電子メール(添付ファイル等を含む)は、宛先として意図した特
定の相手に送信したものであり、秘匿特権の対象になる情報を含
んでいます。もし、意図した相手以外の方が受信された場合は、こ
のメールを破棄していただくとともに、このメールについて、一切の開
示、複写、配布、その他の利用、または記載内容に基づく、いかな
る行動もされないようにお願いします。
**************************************************
本文自体は、大したことない普通のメールなんですが、先に書いたように誰宛なのか、製品名は何か?、会社と部門名が無いなど、不審点は多々あるんですが、最後の秘密保持についてなんて立派な紋紋があるんです。
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この秘密保持についての文は、一般的な企業で使われている紋紋と同じですね。もし、この紋紋通りに実行しなければならない場合には、直ちにこのメールを破棄しなければなりません。
だって、自分宛てのメールではないですからね。
そして、このメールに添付されているファイル名は「DOCN.580000 2019_05.XLS」でした。XLSですから、古い形式のExcelファイルで、マクロもそのバージョン用でしょうね。こんな古いファイルは、多分開けれもマクロ自体は動かないでしょう。
まとめ
マクロウィルス付きのメールは、最近ではかなり少なくなりました。また添付されるファイル自体のバージョンは古くて、読み込んだとしてもマクロが動かない可能性がかなり高いですね。
とは言え、実際に本当に安全なのかは保証されかねますので、絶対にクリックしたりダウンロードしたりしてはいけませんね。
また、マクロウィルスを装って、実は別の実行可能形式のファイルだったりする場合も、無きにしもあらずですから、そんなのをクリックした際には、PCの内部のデータを破壊されたり、ロックされたりしかねません。
従って、一般的に言われるように見に覚えのないメールは、躊躇せずに捨ててしまう事が一番の対策ですから。
特に、フリーランスの方など、メアドがフリーメアドを使っていたりする場合もあると思います。そういうアドレスには来やすいですから十分に注意してくださいね。
切羽詰まった時って、ついうっかりという行動に出てしまう場合がありますから。
今回は久々に来た、マクロウィルス付メールの話でした。
[twt]
