おはようございます。じぇいかわさきです。例の脅迫メールの日本語版が、ここの所連続してやってきているんです。しかも、内容が大幅のに変更されていると言うか、英語版にかなり近づいてきたんです。
明らかに、翻訳ソフトを使用してオリジナルの英語版を、忠実に翻訳して送り付けてきている感じでですね。だから逆に翻訳上の変換がおかしい部分もあるんだけどね。
今までより進展したので、今回の脅迫メールも公開します。

脅迫メールの日本語版は大変身
今までの脅迫メールの日本語版は、英語版に比較すると内容が貧弱で翻訳できなくて、途中で無いようを間引きした感じで、よく意味が通らない構成が多かった。
一番最近、脅迫メールの日本語版いついて書いた記事はこれでした。
英語版はちょっと内容が進化したので、こちらで紹介しました。
でも日本語版は、ずっと遅れていて英語版の内容には全然追いついていませんでした。しかし、今回来た物は、ちょっと前の英語版の内容とほぼ同じ内容になっているんです。
なんと進化している。思わず驚いてしまいました!
今回やってきたメールのタイトルは「xxxxxx@yyyyyy.zzzzz.ne.jp -このアカウントはハッキングされています」と、相も変わらず同じようなタイトルなんですね。
そして、日本語版のように複数への同報送信ではなく自分から自分への古典的なやつですね。
進化した内容はこれだ
それでは、進化した内容を公開していきますので、とくとご覧ください。
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親愛なるドメインユーザーyyyyyy.zzzzz.ne.jp!
私はスパイウェアソフトウェア開発者です。
2018年の夏にアカウントがハッキングされました。私の証拠はここにあります: あなたのアカウントからこのメールをお送りしました。
ハッキングは、オンラインで行ったハードウェアの脆弱性を使用し
て行われました(Ciscoルータ、脆弱性CVE-2018-0 296)。 私はルーターのセキュリティシステムを回り、そこに悪用をインス
トールしました。
あなたがオンラインになったとき、悪意のあるコード(ルートキット)があなたのデバイスにダウンロードされました。
これはドライバソフトウェアです。私は絶えず更新していますので、あなたのアンチウィルスは常に黙っています。 それ以来、私はあなたに従っています(私はあなたのデバイスにV
NCプロトコルで接続できます)。
つまり、あなたがしているすべてのことを絶対に見ることができ、自分のファイルやデータを自分自身に見てダウンロードすることが できます。
私はまた、あなたのデバイス上のカメラにアクセスして、定期的にあなたと写真やビデオを撮ります。 現時点では、私は固体の汚れを収穫しています.
.. あなたに. ..
私はすべてのあなたの電子メールとチャットをメッセンジャーから救った。訪問したサイトの全履歴も保存しました。 私は、パスワードを変更することは役に立たないことに注意します
。私のマルウェアは毎回あなたのアカウントのパスワードを更新し ます。 あなたが大好きなもの(アダルトサイト)を知っています。
ああ、そうです。私は皆から隠れているあなたの秘密の人生を知っています。
ああ、私の神、あなたのようなもの... 私はこれを見た. .. ああ、あなたは汚いいたずらな人. .. 🙂 大人のコンテンツであなたの最も情熱的な楽しみの写真やビデオを
撮り、カメラの映像とリアルタイムで同期させました。
それは非常に高品質になったと信じて!だから、ビジネスに!
私は一つのことを確信しています。 あなたはしたくないこの汚れを見せてあなたの連絡先に.だから私を送る私のビットコインウォレットに612ドル Bitcoin: 1LeZJ57A6UjdaNmZ5hvYQtWMejfuYR
zDaD
転送時にウォレット番号をコピーして貼り付けるだけです。
あなたがそれをする方法を知らない場合 – Googleに尋ねる。私のシステムは翻訳を自動的に認識します。
指定された金額を受け取るとすぐに、私のサーバーからすべてのデータが破棄され、私のrootkitは自己破壊する
心配しないで、私は本当にあなたの立場に落ちた多くの人々と “働いている”ので、私は本当にすべてを削除します。
ルータの脆弱性についてプロバイダに通知するだけで、他のハッカーがそれを使用しないようにする必要があります。 この手紙を開いて以来、あなたは50時間あります。
指定された時間が経過すると、資金が受け取られない場合は、デバイスのディスクがフォーマットされ、
私のサーバーから自動的にあなたの連絡先すべてに電子メールとSMSが送信されます。 私は賢明なままで、ナンセンス(私のサーバー上のすべてのファイ
ル)に従事しないことをお勧めします。 がんばろう!
どうですか、今までの日本語版とは全く違う内容になっています。
特に最初のCISCOルーターの脆弱性の説明は、かなり前の英語版で使われていたフレーズですね。今回、数個送られてきた物は、内容は同じなんですが、要求金額が数ドルずつ違っていました。
多分、Google翻訳か何かにかけて、出てきた日本語をそのままペーストして送っている感じですね。
ずっと昔、この脅迫メールの英語版で書いたことが有るんですが、Ciscoのルーターって星の数ほどあって、自分が使っているISPがそのルーターを使用しているのかは、まったくわかりません。
更には、そんなに都合よく仕掛けたマルウェアをダウンロードするとは思えませんよね。明らかに、実際に公開された脆弱性を入れる事で信憑性を上げ、だからそこにマルウェアを仕込んだとか、人間の心理を揺さぶる内容です。
日本語がまだおかしいので、これは詐欺だって分かると思いますが、綺麗に文書構成を直して、いかにもホントの事の様な内容を少し混ぜれば、多分引っかかる日本人は出てくる感じがしますね。
今はかなり精度が上がってきたとはいえ、まだまだ変な日本語ですから日本人が書いたんじゃないって、一目瞭然ですので引っかかりにくいと思います。
まとめ
毎回、このように公開して全然ダメとか、ここの日本語がおかしいとか言っているので、それらを分析してだんだん精度が上がってきているように感じます。
未だ送り元は海外の様な気がしますが、本格的に国内で作り出したら、見分けがつかなくなってしまいそうですね。今のところ、こういういたずらをしたような話もあまり聞かないので、まだ少しは大丈夫かと思います。
しかしながら、何時日本人がこのようなメールを作って送り付けてくるかわかりません。その時に備える意味でも、日々ネットリテラシーについては、情報収集と勉強が大事ですね。
少なくとも、ネットに関わっているのであれば、情報収集はするべきですね。今どんなことが起きているのか、それを知っているだけでもだいぶ違いますので。
まあ、何回も言いますが、こんなメールは読まずに捨てるに限ります。
