おはようございます。じぇいかわさきです。ネットで情報収集をしているなかで、なんとも悲しいネットに関わる話を見つけました。
ネットに関わる話は、自分がよく書いているネットリテラシーにも関わる話だったのです。何時もネットリテラシーについて書いている自分としては、かなり気になったので今回の記事にしました。

日本はIT弱者い優しい国だ
読んだ記事の最初に書かれていたのは「日本はIT弱者に優しい国」と思われている。
一般の人から見れば、日本はITが進んだ先進国だ。そう思っている人がほとんど。
確かに、インフラの整備状況は世界でもトップクラスだと思う。特に、インターネットの速度と使用量など、かなり安くなっている。逆にモバイルの通信料が高いんだ。
しかし、おとなりの中国から日本を見ると、なんともIT弱者に優しい国だと感じるらしい。
それはどんなところか?
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もっとも庶民的な部分で話してみよう。
簡単な例でいうと、モバイルによる端末決済。最近やっと、PayPayやLINEPay、メルPayなどというようにQRコードによる決済が流行ってきた。
しかし、未だにQRコード決済の端末があるところばかりではない。また、いろんな会社が独自路線で決済システムを作っているので、何処でも使えるわけではない。
そういう問題があるとしても、中国と大きな違いは、庶民の末端まで浸透していないこと。
これは何を意味するか?
中国は、屋台までモバイル決済になっており、モバイル決済が使えなけれ生きて行けないと言っても過言ではない。
老若男女関係なく、支払いはモバイル決済なのだ。

日本はどうだ?
年寄りを始めとして、使えない人が多いのでまずは試しに・・・その瞬間に普及はしないと判断して良い。
要はITに弱い人が居るから、展開を段階的に実施とか、見送るとか、やる前に延期することを考えるのが日本だ。
こんなんじゃ、絶対に普及しないよね。
勉強熱心だが実用化はしない
リトアニアやシリコンバレーでは、最近日本の訪問団に対して良い印象を持っていないらしい。ひどいときには、訪問を断るそうだ。
何故かわかりますか?
日本人は、最先端の技術について学ぼうとする意識は非常に高い。だから、先端技術を研究しているところには、表敬訪問しあわよくば一緒に開発をしたいと思っている。
しかしだ、訪問した日本人は具体的な共同開発や、業務の進め方について話が進むと、黙り込むか持ち帰って検討後に回答しますとなる。
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これは日本人の常套手段だよね。
持ち帰って検討するってことは、あまり興味がない、もしくはやりたくなと時の断り方だ。
当然、熱心に共同事業をkwんとうしている先方から見れば、なせ先送りするのかと疑問に思うと同時に、不信感が募ってくるだろう。
だから世界から嫌われるんだ。
そして同じように、国内市場に新たなことを展開しようとした場合、IT弱者の話がでると、そんな状況では導入できないというオチが待っている。
結局の所、日本人の気質はほとんどの場合は、総論賛成各論反対なのだ。
そうこうしているうちに、改善対策をした亜種がたくさん出てきて、統一性がなくなり余計に普及しなくなる。
良い例が、銀行だ。
銀行は今まで独自のシステムで管理運営をしてきた。だから、メガバンクが吸収合併をするたびにシステム改定で、ATMや窓口が度待ったしまうのだ。
いまでもやっているのが、超メガバンクだよね。
IT弱者に優しくする事は善か?
日本は確かにIT弱者に対して非常に優しく寛大だ。必ず抜け道を用意してあるから。しかし、そういう対応をしている間は、弱者は弱者のままで一向に変わることはない。
中国のように、市場が変わってしまえばスマホが満足に使えない老人でも、使わざる得ない状況に追い込まれ使えるようになる。
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日本人の優しい性格も、きっと仇になっている部分もある。例えば、自分がよく書くフィッシング詐欺メールなどがそうだ。
騙されないぞという意思が有れば、これは本物か?というような疑いの目がでて、メールそのものを研究するようになるはずなんだ。
しかし、偽の情報が来ても、「えっ、そうなんだ!なんとかしなくては。」ってな具合で、本当にとってしまう人が多いのだろう。
そういう人は、きっと痛い目を見ているのだろうが、そういう人ばかりで実際には後を絶たずに騙される人は一向に減らない。
最新のニュースでは、画面上に偽のポップアップ画面を出して、偽ソフトを購入させる「Hoax」と言われるタイプの攻撃被害が一番多いのは、なんと日本だそうだ。
世界で一番被害に有っているってこと = 馬鹿だっていうことに近い。
これは明らかに、ネットリテラシーが低く、疑いの目で見ることができない人が多いと言うことなんだ。IT弱者に対して、優しく抜け道を作っていることが、ネットリテラシー弱者を作っていると思う。
だから、ネットを含めたITの領域では、弱者に優しいことは善では無い!
地道な啓蒙活動が一番の近道
これから選挙もネット担ってくるだろう。そうした場合、自宅で実施することになるが、ITが分からないからなんて言っていられなくなる。
そして、ITを使いだすといろいろな困難に出会うだろう。当然、騙されるようなことも多々発生すると思われる。
しかし、IT被害を防ぐには、当然ソフトやしくみで改善は日々行われているが、使う側としてもネットリテラシーやITリテラシーを向上させる啓蒙活動が必須だ。
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当然、学校の事業の中で実施していくことはもちろんのこと、自治体や地域団体でも啓蒙活動を推進していくしかない。
知らないからしょうがない、そんな言い訳は一切通用しないように、世のしくみも変えていく必要が有るだろう。
リトアニアのように、すべてがネットとITでしか受付なうような社会になってしまえばそれに従わざる得ない糸同時に、自分でも学ばなければいけないと言う環境を付くのも大事だ。
分からないことは近くの人に聞いたりして、おかしいなという気づきを養う必要がある。
騙されるのが世界一などという不名誉は、早く変換するに限る。
そんな状況が続けば、世界中の悪い奴らが、日本はIT弱者が多いから引っかかりやすいので、日本から金を巻き上げよう、そう虎視眈々と狙われるよね。
まとめ
自分が毎回詐欺メールの紹介で書いているように、よく見ればおかしなところは満載なんです。それが、焦ったりよく見なかったりして騙されるという結果につながるのです。
玉荒れることは、自分も悲しいことですが、騙したやつを助長させる事になりますので、やはり騙されないに越したことはないですね。
おかしなメールが来たら、まず疑いの目で見るというのが一番大事。
そして、ネットで同じようなメールが来ていないか、必ず確認するようにしよう。
何も考えずに捨ててしまっても、全然問題ない。万が一、本当であっても、うっかり捨てちゃったよと言えば、相手もしょうがないなで終わると思うよ。
むしろ騙される方が、家族に対しても、社会に対しても迷惑をかけることになるからさ。
[twt]
