おはようございます。じぇいかわさきです。手に入れたばかりのラズパイ 3b+ですが、何をしようとずっと考えていました。
最初はIoTをって思っていたりしましたが、意外と敷居が高そうだってこと。そして、すぐ使いたいような事が見つからなかった。
散々迷った挙句の果てに、せっかくなのでデジタル・オーディオに挑戦してみようと思ったしだいです。
これから、ラズパイを使ったデジタル・オーディオ、しかもいま旬なハイレゾに挑戦します。

デジタル・オーディオをするにはどうしたら良いか?
まず、デジタル・オーディオと簡単に言うけど、何をしたら良いのかさっぱりわからない。なにせ、ラズパイも超初心者だからね。
しかし、ブログだってずっと書いているうちに少しづつだが、書く文字数も増え収益もぼちぼち出だし、プロと言えるようになってきた。(あくまでも自称ですが)
だから、このいま興味があるデジタル・オーディオを通して、ラズパイを学んでいこうと思ったのだ。
で、最初にネットでいろいろ調べると、いくつかのソフトが有ることがわかった。
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特にVolumioとMoode Audioの2つが超有名らしい。
そしてこれらは、単なるアプリではなくOSと一体化しているもので、俗にいうミュージックサーバーのうようなものに出来るらしい。
そして、いろいろと調べていくと、圧倒的にVolumioという方が記事が多いので、こちらのほうがメジャーなんだなと勝手に判断。
何か有ったときに、ネットで調べるのが簡単な方が良いという単純な判断で、Volumioをインストールすることにした。
まずはmicroSDカードの準備から
ラズパイは基本、microSDカードにOSを入れて、そこからブートするのが一般的らしい。ツワモノは、SSDを取り付けて、そこからブートさせたりしているようだ。
自分はパワーユーザーではないので、一般的なmicroSDからのブート方式を取ることにする。
最初にmicroSDを準備し、初期化をしなければならない。
申し訳ないが、自分はmac使いなので、全てmacの動作が基準になることを先に誤っておきます。(Windowsユーザーさん、ごめんなさい)
まずは手元に有ったこのmicroSDを使用することにした。このmicroSDをmacにつけて初期化を行う。

初期化は至って簡単。
まずは、アプリケーション > ユーティリティ > ディスクユーティリティ を選んで起動させる。
そしたら、microSDを選択して名前を付け、MS-DOS形式でフォーマットをかける。
そうすると、以下のように見える。

元々32GBのmicroSDだが、1.24GBしか見えていないのは特に木にしなくて良いと思う。これで、microSDの使用する準備が整った。
すごい簡単だよね。
いよいよOSをダウンロードする
それでは、今回インストールしようとしているVolumioをダウンロードしなければいけないので、まずVolumioのホームページに行ってみる。

ホームページに行ったら、緑のDOWNLOADボタンを押す。
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このようにダウンロードファイルの種類を選ぶ画面になる。この中で、先頭にあるRASPBERRY PIというものを選び、右下のDOWNLOADボタンを押す。
そうすると、対象のファイルがダウンロードされる。
自分がダウンロードした時は、「volumio-2.587-2019-06-11-pi.img.zip」と言う名前のファイルだった。容量は336.7MB
これを解凍すると、「volumio-2.587-2019-06-11-pi.img」と言うファイルになる。解凍すると、2.94GBにまで拡大する。
これで使用するファイル(OS)の準備は整った。後はmicroSDに書き込むだけ。
microSDに書き込もう
それでは、microSDに先程解凍した「volumio-2.587-2019-06-11-pi.img」と言うファイルを書き込みましょう。
おっと、ちょっと待ってくださいね。
この解凍したファイルは、ディスクのイメージファイルなので、単にmicroSDにコピーしてもなんにも使えないんです。
microSDへこのディスクイメージを書き込み、microSDがディスクとして機能するようにしなければならないのです。
まずはmicroSDをmacにマウントします。
ここから先がちょっとマニアチックになりますね。
アプリケーション > ユーティリティ > ターミナル の順で、ターミナルソフトを立ち上げます。
以降はターミナルを操作してのCUI操作になります。
ターミナルのウインドウが立ち上がったら、
①”diskutil list”と言うコマンドを入力します。そうすると、現在macに繋がっている記憶系デバイスが一覧となって表示されますので、まず今回対象のmicroSDがどのデバイスなのかを探します。

自分の場合は、microSDの名前をRASPBERRYとしておきましたので、その名前を探すと/dev/disk3であることがわかりますね。
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②目的のデバイスを見つけたら、まずそのデバイスを切り離すためにアンマウントします。
コマンドは”unmountDisk /dev/disk3“となります。この時、diskの番号は人によって環境が違うので、必ずしもdisk3とは限りませんね。自分はdisk3でした。
正しく実行されれば、Unmount of all volumes on disk3 was successfulと表示されます。
なぜマウントされているDiskをわざわざアンマウントするのか?そう思いますよね。何やら、Diskイメージを書き込む時に使用するコマンドは、Diskがマウントされていてはダメらしいのです。
そのため、わざとアンマウントするみたいなんです。
③先にダウンロードし、解凍した「volumio-2.587-2019-06-11-pi.img」があるディレクトリに変更します。一般的には、ダウンロードディレクトリに有ると思いますので、次のコマンドを打ち込みます。
”cd Downloads”
そうすると、パスを表している表示が~からDownloadsに変わっていると思います。
④それでは「volumio-2.587-2019-06-11-pi.img」をmicroSDに書き込みます。

sudo dd if=volumio-2.587-2019-06-11-pi.img of=/dev/rdisk3 bs=1m というコマンドを打ち込みます。
その後、Passwordと聞かれますので、自分のパスワードを入力します。
/dev/disk3ではなく/dev/rdisk3とdisk3の頭にrがついているのですが、これは書き込み速度を10倍にするためだそうです。※ホントかどうかは分かりません
これで書き込みが始まりますが、何のレスもなくなるので本当に動いているのかが心配になります。
※ストールしているのかと思いますが、Passwordの後のカーソルが点滅しているので、動いていると判断できます。
書き込んでいるようなので終了するのをひたすら待つことにします。多分、数分待ちますね。
書き込みが終了すると、以下のような表示になります。

Passwordの次の行から結果が表示されていると思います。
これでmicroSDに、VolumioとOSが書き込まれたことになり、完了となます。
これでやっとスタートラインに立ちました。
まとめ
今回、散々悩んだ挙げ句にラズパイのデジタル・オーディオ化をすることに決めましたが、その後もいろいろと準備をすることがあり、一筋縄ではいかないですね。
しかし、microSDをフォーマットしたり、それにOSを書き込んだりの一つひとつが、ものづくりをしているようで非常に楽しいですね。
一つひとつ行うことが、形となって現れていくと言うことは、誠に楽しいことです。
ここまでやるにも、帰宅後に結構な時間が掛かっているので、平日はなかなか先に進みません。
でも、ブログと同じで確実に前進しておりますので、次はどうなるかというワクワク感がたまらないですね。
明日は、今回作ったmicroSDを搭載して、ラズパイをいよいよ動かしてみようと思います。
さて、素直に動くでしょうか?
こうご期待ですね。
[twt]
