おはようございます。じぇいかわさきです。
ついに自分のところにもゆうちょ銀行を名乗る詐欺メールが!
しかも、2種類もやっていたんだよね。しかも、発信元はタイ語になってる?
自分はゆうちょ銀行は使っていないので、絶対に来るはずがないのだ。
せっかくなので、いつもの通り、自分宛てのメールの内容について紹介するね。

今流行のゆうちょ銀行を装ってる
結構前から騒がれているようですが、昨日やっと自分のところにもやってきました。しかも、2種類なんです。
その内1つは、お粗末な内容この上ない状況でした。
ちまたではこんな記事が出ており、ほぼ内容的にはあっているのですが、送り主とか題名が全然違っています。
でも、内容はゆうちょ銀行のセキュリティ強化についてなので、はやりの詐欺メールと同じなんです。
2つ来ているメールなのですが、送り主の表示はタイ語で書かれており、見るからにキャラクターパターンは一緒です。(内容が読めないので)
しかしながら、送信メールアドレスは違っていました。1つが”nifty-info@nifty.com”で、もう1つが”support@vultr.com”なんです。
よく見かけるメアドの感じですね。
そして、表題がこれまたおかしいんです。1つはタイ語で1つは中国語。でも中身は日本語なんです。
1つめは「ฐฒศซคหฅํฅฐฅคฅ๓ฃกกซกธคๆคฆคมค็ีJิ^ฅขฅืฅ๊กนคฮฅตฉ`ฅำฅน้_สผกซ」
2つめは「斗丹切斤母奶伊弁玄紹詢桽頗失皿伉卞失弁本旦仄勿日中岈砓及逃汜卞勾中化」
自動翻訳を掛けてみると、タイ語は開発・教育となり、中国語はなんだか出血して命を落としたような内容です。
まったく意味不明。海外の詐欺集団が、日本の詐欺メールを拾って送り込んできているんでしょうか?
実際の本文を紹介
それでは、実際の本文を紹介します。メールの文書構成が分かるように、画像にしてあります。
表題がタイ語のもの

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そして、表題が中国語のものがこちら

どうですか、表題が中国語の方が、世間に出回っている内容のものと同じだと思います。ただ、表題だけが違っている。
そして、文中にある”すぐに更新します”と言う部分には、https://www.wenshote.comへのリンクが張られています。
このリンクは、タイ語表題の場合でも同じですね。
ただ、タイ語表題の場合は”こちらのURLをクリックしてください”になっています。その表示されているURLは確かにゆうちょ銀行のもののように見えます。
しかし、リンク先はhttps://www.wenshote.comで同じですね。
ただ、内容が異なっているように見えますが、HTMLメールのデザインが崩れているので、見にくくてしっかりは分かりませんが、多分同じでしょう。
このリンク先には、本物にそっくりな偽サイトがあるとの事です。実は、間違ってクリックしてしまったのですが、表示は404エラーとなり、ページが存在しませんになっていました。
しかし、万が一、間違ってクリックした場合でも、自分が使用しているウィルスバスタークラウドがインストールされていれば、危険なサイトに対しては、個人情報漏洩保護機能がついているので安心ですね。

まとめ
今回の、ゆうちょ銀行のセキュリティ強化に関するようなメールが来ると、内容ももっともらしいことが書いてあるので、信じてしまう可能性がありますね。
今回のように、送信元がタイ語だったり、題名がタイ語や中国語だったら、直ぐに偽物で詐欺だって分かりますが、これが日本語でいかにもと言う題名だったら。
今までの詐欺メールより、意外と本物と言うか、実際の流れに近いような内容になっているので、ネットリテラシーが低いと、かなりヤバイですよね。
自分のように、ゆうちょ銀行は使っていなければ、直ぐに嘘だと無抜けられますが。
ネットリテラシーが低いと自分で分かる人はもちろんのこと、そうでない人も、やはりアンチウィルスソフトは必ずインストールしておいたほうが良いですね。
最近のアンチウィルスソフトは、ウィルスだけでなく、危険なサイトに対してのアラートや、個人情報を入力しようとするとアラートが出て、注意をうながすようになっているので、絶対に入れるべきです。
当然、設定はしなければいけませんが、最低限ですみますので、必ず入れておきましょう。
毎回の注意になりますが、まず送られてきたメールで、自分は本当にそこと取引をしているのか、まずは冷静に判断しましょう。
殆どの場合、関係ないことの方が多いですから。
そして、dカードメンバー詐欺と同じように、URLの誘導が有った場合には、そのURLをクリックしないで、直接オリジナルのページをアクセスして、内容を確認するようにしましょう。
最低限、自分で守れる方法ですから。
ではまた。
[twt]
