おはようございます。じぇいかわさきです。
今回は、ラズパイでもう少し便利に使おうと思い、画面キャプチャをできるようにしてみた。
今まではやり方が分からず、スマホで画面を写真で撮っていたが、キャプチャ方法を覚えたら簡単。
これで汚い写真を載せなくても済むようになったので、せっかくだから紹介しよう。

ラズパイで画面をキャプチャするには
WindowsやMacで画面をキャプチャするには、既にOSにコマンドが組み込まれているので、あるキーの組合せで画面キャプチャーを撮ることができる。
しかし、ラズパイの場合にはどうすれば良いのか?
困った時はネットを調べるに限ります。
まずは自力で調べていくと、やはり基本のOSには標準ではく含まれていないようで、一番簡単なコマンドがscrotというものらしいところまで分かった。
これはCUI(Charactor User Interface)で使うものらしく、使用方法は至って簡単でターミナルウインドウからscrotと入力し、リターンキーを押せば、アクティブなウインドウをキャプチャするらしい。
シンプルで使いやすそうです。
まずはscrotとインストール
OSに最初からインストールされていないのであれば、これはインストールするしかないですね。
それではおまじないコマンドを打ち込み、インストールを実施しましょう。ターミナルウインドウを開き、キーを叩きます。
sudo apt-get install scrot
たったこれだけで、scrotが簡単にインストールされます。ホント、超簡単です。
それではscrotについて、オプションは何が有るのか調べてみましょう。
オプションは全部で5個用意されているようですね。オプションなしを含めると、全部で6個になるということです。
それではどんなオプションがあるのか見てみましょう。
- なし:全画面キャプチャ
- -u :カレントウィンドウをキャプチャ
- -s :選択領域をキャプチャ
- -b :ボーダー(ウィンドウのヘッダ)を含めてキャプチャ
- -d :遅延
- -c :カウントダウン
まあ普通に使うオプションは-sくらいでしょうか。使っても-cくらいでしょうね。
早速、-sのオプションを付けて使ってみました。
ターミナルウインドウで
scrot -s
と打ちリターンすると、その状態で待ちになり、キャプチャしたいウインドウに行き、マウスをクリックすると、そのウインドウがキャプチャされます。

こんな感じで綺麗にキャプチャできるようになりました。
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先般、DHT11で温湿度データを採取するのを動かしましたが、写真だったので画像が汚く買った部分も、こんな感じで綺麗にキャプチャできています。

これで、何か実験をしたり評価をしたりしたときの画面を、綺麗にキャプチャできるようになりました。CUIでもぜんぜん困りませんよね。
むしろコマンドで打つほうが新鮮味があります。
まとめ
今回、ラズパイを使い倒していくために、画面キャプチャくらいできなくては。
そう思い、どうするのか自分でしらべて、モジュールをインスト−ルしてみました。知っている人からすれば、他愛もない事をやっているなと思われるでしょう。
しかしながら、ゼロから作り上げていくという、難しさと楽しさの両面を味わいながら、自分のラズパイを育てております。
自分でネットを調べならが対処していくことで、忘れずに自分の身になっていくと信じております。
とは言え、歳もとしなので忘れても良いように、備忘録としてここに残したんです。
すごく他愛もないことですが、このラズパイのようにLinux系のOSは、全てを自分で設定していくという面白みと、楽しさがあり、次何しようかというドキドキ感がたまりませんね。
IoTへの道のりは、寄り道ばかりでなかなか先に進まないかもしれませんが、それはそれなりに脇道に楽しいことがあるからなんですね。
面白そうだなって興味を持った人は、是非ラズパイで遊んでください。夢中になりますよ。
