おはようございます。じぇいかわさきです。
MacへMariaDBのインストールが完了しました。次は、いよいよPython3を学んでいく段階です。
ラズパイで実行できた、MariaDBへ接続して登録されているデータを読み出すところまで、もう一度やってみようと思う。

今度はPython3の環境を整備する
まずは、Macで標準でインストールされているPython2ではなく、最新のPython3を使用していくためにバージョン切り替えができるように、pyenvというツールをインストールする。
このツールも、Homebrewを使ってインストールするんだ。
brew install pyenv
コマンドを実行すると、関連するライブラリーも含めて自動でインストールしてくれる、非常に便利なツールだよね。

勝手に実行してくれて、あっという間に完了してしまう。
そうしたら、MariaDBに接続するためのライブラリーをインストールする。
前回、ラズパイのときにはpymysqlというものをインストールしたが、Macの場合には違うものを入れるようだ。
今回Macにインストールするライブラリーは、mysql-connectorというものになる。
Python3のpkgコントロールソフトのpip3を用いて、このmysql-connectorをインストールする。
pip3 install mysql-connector-python
こちらも、Homebrewと同じように、依存関係のあるライブラリーを勝手に抽出して、指定サイトよりダウンロードし自動でインストールする。
こちらもあっという間に終了した。

終了すると同時に、現在インストールされているpip3は古いので、最新にUpgradeするように指示が出たので、一緒にUpgradeの処理も実施した。
pip3 install –upgrade pip
たったこれだけのコマンドで、あっという間にpip3も最新版にしてくれた。非常にありがたいですね。
これでMariaDBに接続するための準備が揃ったので、まずはMariaDBを起動させる。
mysql.server start
Starting MariaDB
.190821 19:32:03 mysqld_safe Logging to ‘/usr/local/var/mysql/NERV.err’.
190821 19:32:03 mysqld_safe Starting mysqld daemon with databases from /usr/local/var/mysql
SUCCESS!
これでMariaDBが起動した。
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次は、python3と打ち込み、python3を立ち上げる。
>>> import mysql.connector
>>>
>>> conn = mysql.connector.connect (
… host = ‘localhost’,
… #port = ‘3306’,
… user = ‘rasp’,
… passwd = ‘password’,
… database = ‘iotdata’
… )
>>>
>>> conn.ping(reconnect = True)
>>>
>>> print(conn.is_connected())
True
>>>
>>> cur = conn.cursor()
>>>
>>> cur.execute(“select * from temphumd “)
>> print(cur.fetchall())
Python3で前回ラズパイで試したSQL文を多少変更して実行してみた。

前回と同じように、このSQL文でテーブル内のデータを読み出すことに成功した。
もっと使いやすい環境にする
ターミナルを起動して、直接コマンドを打ち込むのも良いが、やはりIDEがあったほうが良いと感じた。
そうしないと、せっかくMacに移行した意味が無いんだよね。
とりあえずネットで調べてみると、ラズパイで使用していたThonnyというIDEがMacでも使えるようなんだ。
ここから、Mac用のものをダウンロードして使用することにした。Macの場合は、pkgされているので、ダウンロード後にダブルクリックすれば直ぐに使えるAppが出てくる。
そのThonny.appをアプリケーションフォルダーに移せばそれで完了。直ぐに使えるようになる。
早速起動すると、ラズパイと全く同じ画面が立ち上がってくるので、すごく親しみを覚えた。

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ラズパイと違い、そのままでは使えないので環境設定を一部変更する。

今回変更するのは、What should Thonny use for runnnig your code? という部分を、標準から今回使用するようになったPython3を選ぶ。
次に、Which interpreter to use for sunnning programs?という項目を、Python3の使用するバージョンのDIRを選ぶ。
これで環境設定は終了だ。
後はコードを書き込んで、実際の動きを見てみれば良い。
先程、ターミナルでPython3に直接打ち込んだ内容を、冗談のウィンドウに書き込み、一旦ファイルを保存後に実行してみる。

ラズパイで見たことと同じ結果が、Shellウィンドウに表示されている。
これでラズパイと同じ環境が出来上がったことになりました。やっとスタートラインにたった感じですね。
まとめ
この歳になって目覚めたプログラミング。
流行りということもあり、Python3に手を付けだしたのだが、未だPython3の魅力って何なのかが理解できていない。
ラズパイでIoTを実現すると言うことから始めたのですが、ラズパイ自体はやはり使いにくいと言うか、プログラムを書いて検討するというようなことは、ちょっとやりにくいなって自分では思った。
人間、やはり慣れた環境が一番であるので、普段使いのMacで同じことが出来ないかと言うのが今回の挑戦だった。
実際にやってみると、macOS自体がBSDベースなので意外とすんなり行くのかと思っていたが、やはりOSの違いの壁は存在した。
しかし、ラズパイの時もそうでしたが、その壁を一つひとつ超えていくことで、自分の身となり血となっていくことを体験した。
これからは、この揃えた環境を使ってPython3を学んでいきたいと思っている。
自分なりにかなり楽しみになっているが、全部をブログに書けるかが心配ですね。
まあ気楽にマイペースでがんばります。
リタイヤ前のおじさんの励みになれば良いかな。
[twt]
