おはようございます。じぇいかわさきです。
ここのところ、詐欺メールが騒がしくなってきている。Apple ID、Amazon アカウント、楽天とここのところ書いてきているが、またApple ID関連の詐欺メールが来た。
順番で回っているような感じになってきたが、それよりもなにも、今回送られてきた内容が超ふざけた内容で、絶対に有ってはいけない事が理由で書いてあった。
むちゃくちゃ笑えるので紹介しよう。

送られてきたタイトルは?
今回、自分の所に送られてきた詐欺メールのタイトルは「アカウント情報が無効です」と言うタイトルだ。
まあこのへんは、いつもと変わらないような書き方になっている。
送信元は、Apple<apple_support@099.ru> となっており、Appleは許せるにしても、ドメインは099.ruでロシアからのメールなんです。
このドメインは、毎度おなじみの数値のドメインで、国名がcomだったりruだったりと、怪しさ満開状態です。
そしてこちらもおなじみで、送信先は自分を入れて6ヵ所の同報送信になっているのもいつも通りですね。
全くと言っていいほど変わっていない。送付先なんかは、完全に使い回しですね。
肝心の笑える本文内容
今回の詐欺メールで何が笑えるかと言うと、IDの再登録をさせるための理由が超ふざけているんです。
本文上にはこう書かれている。
申し訳ありませんが、設備更新によりアカウント情報が無効になり
、セキュリティ上の懸念により、個人情報とセキュリティの問題を 補完する必要があります。補完されない場合、アカウントは一時的 に停止されます。
設備を更新したら、登録してあった情報が全て無効になったって言ってるんです。
ふざけたことを言うんじゃない。企業としてリスク管理が何も出来ていないじゃないか!って言いたいよね。
そもそも、設備更新でアカウント情報が毎回なくなっていたんでは、そんな会社は二度と使いたくないと追うのが常識だとおもう。
そんなデータを無くしてしまうような会社自体が信じられないだろう。

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こんな話信じられますか?
今回のリンクが張ってある場所は4ヵ所ですが、全て同じ”http://putin-ssl-usdk.com/”にリンクが張られています。
それでも、昔のApple IDの詐欺メールは、一番下にあるApple IDやサポート、プライバシーポリシーの部分だけは、本物のサイトへリンクしていたんですが。
最近のものは、全ておなじURLへリンクしている。全部同じにしたほうが効率的だと思ったのだろうか?
しかも、一番下の部分にはHTMLのコピーミスでソースがそのまま見えてしまっている。
たまにこのように、ソースがそのまま表示されているメールを見かける。もしかしたらどこかのダークサイドにひな形として掲載されており、それをコピーする際のミスなのかな?
まとめ
タイトル自体もおなじみのないようなので、これだけでも詐欺と分かるのだが、今回の内容はあまりにもお粗末。
もし、この内容で引っかかる人がいたら、ネットリテラシーが無いというよりも、常識が無いと思ったほうが良い。
顧客のデータをなくすなんてことは、絶対にあってはならないことであり、企業の社会的信用の根底に当たる部分だ。
もし、こんな事があればユーザー全員に対して損害賠償を払わなければいけない。だって、Appleを使用した今までの情報が全て記録されていたものだから。
更にだ、よく考えてみてほしいが、アカウント情報がなくなったと言っているのに、なんでメールアドレスは残っているの?
不思議に思うよね。
アカウント情報がなくなったと言っているのに、メールが届くってことは、このメールは詐欺ですよと言っているようなもの。
というように、常識で考えていくと全くおかしい内容となっている。ネットリテラシーの問題ではなく、常識の問題になるので、こんなメールは即効で捨てましょう。
このブログを読んでくれている人では、こんな初歩的な事に引っかかる人はいないと思いますが。
[twt]
