
おはようございます。じぇいかわさきです。
サイト品質向上のために、Google Analyticsを使用してアクセス状況をチェックしたときに、大きな間違いを見つけてしまいました。
それは、自己サイトに対して自己アクセスを許しているPCが有った事により、余分なアクセスが記録されているということが分かったのです。
なぜなら、作ったページをプレビューした時の記録が全部サイトアクセスとして残っていたからです。
固定ページのnoindex設定忘れのほうが大きな影響をだしていますが、自己アクセスも気が付かなかったらデータがおかしい事になっていたでしょうね。
この記事は、その自己アクセスデータを外す方法について紹介します。

このミスは、初心者の方は結構起こしやすい間違いだね
Google Analyticsへの自己アクセスの回避には2つの方法がある

自分のサイトにGoogle Analyticsでアクセス解析をかけようとした場合、自分がアクセスしている事を回避しなければ、アクセス数に大きな孵りが発生してしまいます。
簡単に言いますと、記事を書くためにサイトへアクセスする度にカウントされてしまうと言うことになります。
その昔、Perlを使用してCGIを組みホームページにアクセスカウンタを設置すると、自分がアクセスしただけでアクセスカウントが上昇していったり、ホームページでリロードをする度にカウントアップしてしまうという現象がありました。
Perl(パール)とは、ラリー・ウォールによって開発されたプログラミング言語である。実用性と多様性を重視しており、C言語やsed、awk、シェルスクリプトなど他のプログラミング言語の優れた機能を取り入れている。ウェブ・アプリケーション、システム管理、テキスト処理などのプログラムを書くのに広く用いられている。
言語処理系としてのperlはフリーソフトウェアである。Artistic LicenseおよびGPLのもとで配布されており、誰でもどちらかのライセンスを選択して利用することができる。UNIXやWindowsなど多くのプラットフォーム上で動作する。
引用:ウィキペディア
Common Gateway Interface(コモン・ゲートウェイ・インタフェース、CGI)は、ウェブサーバ上でユーザプログラムを動作させるための仕組み。現存する多くのウェブサーバプログラムはCGIの機能を利用することができる。
ウェブサーバプログラムの機能の主体は、あらかじめ用意された情報を利用者(クライアント)の要求に応じて送り返すことである。そのためサーバプログラム単体では情報をその場で動的に生成してクライアントに送信するような仕組みを作ることはできなかった。 そこでサーバプログラムから他のプログラムを呼び出し、その処理結果をクライアントに送信する方法が考案された。それを実現するためのサーバプログラムと外部プログラムとの連携法の取り決めが CGI である。
CGI は環境変数や標準入出力の扱えるプログラミング言語で扱うことができる。
代表的なアプリケーションには、電子掲示板、アクセスカウンタ、ウィキやブログシステムなどがある。
引用:ウィキペディア
これらを回避するために、自分のIPアドレスを登録して、指定したIPアドレスからのアクセスはカウントしないという方法や、同一IPからのアクセスは5分以内に何回訪れても1回しかカウントしないなどの方法で、重複カウントを防いでいました。
Google Analyticsに対しても、基本的には同じ方法で対応するしかありません。簡単な対応策は2つ。
- 自分のIPアドレスを登録する(使用するPCやスマホからのIPアドレス全て)
- 専用のアドインソフトをブラウザに入れて回避する
前者はOS、ブラウザの種類は問いませんが、全てをGoogle Analyticsに設定する必要が有ります。
後者の場合、同じGoogleのChromeを使用していればアドインがあるため、このアドインを使用するPCのChromeに全てインストールスレは完了。
但し、スマホやタブレットからのアクセスの場合には、Chromeを使用してもアドオンが使えないので、IPアドレスでの制限をかけるしかありません。
そう考えると、スマホやタブレットからはブログに投稿はしないということがベストです。どうしても投稿したい場合には、メールでの投稿をすることで自己アクセスは回避できますね。
Google Analyticsへの自己アクセス回避のやり方

Google Analyticsの自己アクセス回避の方法について、それでは詳しく紹介していきましょう。
1.IPアドレスを登録してフィルタリングする方法

まず、スマホやタブレットの場合、もしくはブラウザでChromeを使用していない場合については、全てこのIPアドレスを登録する方法になります。
そもそも自分が使用しているIPアドレスなんかわからないだろうって言われると思います。最近は常時接続になっているので、停電でもしない限りIPアドレスが変わることはありません。従って、一度IPアドレスを調べれば、しばらく使用できることになります。
実は、ネットワーク監視サービスを使用すれば簡単に調べられますので、そちらを利用すると直ぐに自分のIPアドレスを知ることができます。ネットワーク監視サービスは→こちら
そこでIPアドレスを調べたら、次にGoogle Analyticsで設定を行います。
設定 → 管理 → ビュー → フィルタ の順番です。

次にフィルタをクリックして設定画面を出します。

フィルタ名は自分で好きな名称を入れ、フィールド選択はIPアドレスを選びます。フィルタパターンに先程調べたIPアドレスを入れ保存で完了です。
これを使用している機器分全て入れるのです。但し、同じ場所からアクセスしている場合は1つで問題ありません。
これは、外部へ出ていくルーター部分が共用で、その配下でプライベートアドレスを割り振られている部分が違うだけですから。
2.Chromeにアドオンを入れる方法

Chromeにアドオンを入れる方法ですが、まず右上にあるメニューを開きます。

その他のツールをクリックすると、階層メニューが開きます。

その中から、拡張機能を選択すると新たなタブが開き、拡張機能の一覧が出ます。

この中で、「Google Analytics オプトアウト アドオン」を選択しインストールします。
このGoogle Analytics オプトアウト アドオンをインストールし、このブラウザからサイトにアクセスする分には、Google Analyticsに対してアクセス情報を送信しないように設定します。
従って、このGoogle Analytics オプトアウト アドオンが入ったChromeからアクセスする場合には、一切自己アクセスをカウントすることはありません。
Google Analytics オプトアウト アドオンをインストール後は、常にこのブラウザからアクセスするようにします。
もし、他のPCでを使用している場合には同じ様にChromeを使用してGoogle Analytics オプトアウト アドオンをインストールすれば同じ状態になります。
Google Analyticsの自己アクセス回避の方法 まとめ

今回は、Google Analyticsの自己アクセス回避の方法について説明してきました。自己アクセスを回避するためには
- 自分のIPアドレスをGoogle Analyticsに登録しフィルタリングする
- Chromeブラウザを使用してGoogle Analytics オプトアウト アドオンをインストールする
の2つの方法を説明してきました。
ブログを始めて、Google Analyticsをセットしたという時に、一緒にこれらん設定をすることを進めます。もちろん、1と2の両方を実施すれば完璧になるでしょう。
正しいアクセス解析をして、アクセス向上への対応策を検討するようにしましょう。
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