おはようございます。じぇいかわさきです。
今までと違う経路で、新たな詐欺メールが配信されてきました。一様、迷惑メールファオルダーに振り分けられていたので気がつくのが遅れました。
今までは、某ISPのメールにばかり詐欺メールは来ていたのですが、今度はGmail経由でやってきたんんです。殆どないので珍しいことですね。
また今回の特徴は、従来の詐欺メールのように不特定多数ではなく、ピンポイントで自分宛のメールでした。
詐欺メールの内容を展開しますので、お友達にも展開し詐欺にあわないように情報の拡散をお願いします。

Netアンサー詐欺メールのタイトル
従来のAmazonやAppleの場合、今までのケースから行くとサポートセンターとか、何とかcareとか言う名前の発信元で、メアドは全然違っていると言うパターンでした。
そして、送付先もだいたい同報送信で6〜8人分で、多い時には12人とか言うことも有りました。
今回の詐欺メールのタイトルですが、これは詐欺メールでよく使われるものと同じかな。
「【重要】お客様の【SAISON CARDカード】が第三者に利用される恐れがあります。」
そして、今回のNetアンサー詐欺メールをみてみると、ちょっと違っているんですね。まず、発信元表示はまともに「SAISON CARD Netアンサー」になっており、メアドもnamr@mail.saisoncard.co.jpと言う感じで、いかにも本物っぽいです。
このメアドを見る限り、本物で使用されているメアドと同じもののようなんですね。まあ、表示されるメアド自体は偽装は簡単にできるようですから、これも本物を偽装した詐欺メールであることは間違いないと思います。
なぜなら! 自分はSAISONカードを持っていないからです。
持っていないのに不正利用されましたって、そんな事あり得ないので詐欺って直ぐに分かるんです。
Netアンサー詐欺メールの本文
今回のメールは結構しっかり作られています。見た目も従来の詐欺メールに比較すると、精巧にできていると言っても良いでしょうね。

このような構成になっており、意外と本物っぽく見えるのですが、普通は文章のセンター寄せをしないと思います。会社名と住所あたりならまだわかりますが、本文をセンター寄せは普通ないでしょう。
しかし、よくよく読めば「私たちはあなたのカード保持者に、完全な個人情報を確認することを要求します」など、おかしな日本語であることがわかりますね。
この手の文章の流れは、Amazonの進化した最近の物や、Appleの最近のものでも見られる文面ですね。
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そもそも、「私たちはあなたのカード保持者に」なんて言い方は、日本人はしないですよね。こういう所をみると、日本語が喋れる外人ではないかと判断できると思います。
気がつくのが遅れで申し訳なかったですが、自分のところへは昨年に2通来ており、違いは日付とお客様番号です。ここでもお客様番号が2通とも違うってこと自体、詐欺ってわかりますよね。
この2通のモノは、たぶんテンプレートとして詐欺業界で出回っている感じで、詐欺サイトのリンク先が以下の2種類になっておりました。
- https://qrs.ly/plb1kvy
- http://uee.me/cHhW3
こういうところで、テンプレート化されているのではないかと判断したわけです。
今回の詐欺サイトへのリンク先は、この会員検証ログインの1箇所だけで、その他には一切リンクが有りませんでした。
詐欺サイトのリンクの内1つは、httpsを使用しているので、ちょっと進化してきているのが伺われます。
Netアンサー詐欺メールのまとめ
今回紹介したのは、SAISON CARDのNetアンサーを偽る詐欺メールでした。しかも、Gmailのアドレスへの送付です。
よくよく読めば、文面がおかしいのですが、ぱっと見た目は今までの中では割と精巧な部類に入るし、メアドも本物を偽装しているために、騙される人がいるかもしれません。
自分のように、持っていないクレカ会社から来れば、直ぐに詐欺だとわかりますが、もし使っているクレカ会社だったらと思うと、ちょっとゾットしました。
今回、割と精巧なメールで同報ではなく本人一人への送付ですので、手口としてはかなり巧妙だと言わざる得ません。
SAISON CARDのメインページでは、詐欺メールが出回っていると言う表示は出ておりません。過去の2013年に発生した情報は残っていましたが、最近のものはないようですね。
今後、詐欺メールが活発に送られてくる可能性があるので、これを読んだあなたは、友達にも情報展開を行い、詐欺の被害を事前に食い止めるように情報の拡散をお願いします。
