
最近さ、またApple ID詐欺メールが多くなったね

そうそう、しかも内容が原点回帰してきているようだよ。
少しずつ変化してきていたApple IDの詐欺メールですが、先週から多数来ている内容を確認すると、なんだか昔の内容に戻ってきている感じですね。
つまり、本文は相変わらず少しおかしいですが、具体性を追加することで信用させようとする手口ですね。
最近のApple ID詐欺メールは原点回帰
最近のApple ID詐欺メールは原点回帰してきているようにも思えますね。ちょっと前のですと、「定期安全検査を完成してください。」とか「セキュリティレビューを完了してください。」とか言う、レビュー系で真実味をだしていました。
しかし、今回のタイトルはシンプル・イズ・ベストと言う事で原点回帰しているようなタイトル。
「Apple IDについての重要なお知らせ」シンプルで、これだけだったらホントにナニ?って読みたくなるタイトルです。つまり、嘘くさくないですよね。
発信元は何時ものApple careではなく、これもシンプルにAppleなんです。しかしながら、メアドは相変わらず全然違う。apple_support@orders.wakingsouls.comとかapple_support@status.spiralwest.comとかが使われています。
一様、騙すつもりがあるのでapple_supportっている文字は使っていますね。ネットリテラシーが低いと、ドメイン迄ちゃんと確認する前に、apple_supportからだって判断する可能性も有るから、こういう物を使っているんでしょうね。
しかし、何時もと同じで4人以上へ同報送信しております。これは有りえないですよね。
最近のApple ID詐欺メールは原点回帰した本文は
最近のApple ID詐欺メールは原点回帰しだしたメールの本文は以下のようになっております。

いかにも本当のように、Apple IDは隠しているし、ログイン日時やIPアドレスなどいかにも本当にアクセスしたって感じの表現にしています。
しかし、最初の分からやっぱりおかしいですよね。
普段お客様がご利用になられていない環境からAppleへのログ
インがありました,異常は発生しますので、お客様のアカウントを チェックしてください。
ログインがありました、の後は普通は”。”ですよね。”,”ではないと思います。
また、異常は発生しますので、ではなく「異常と判断しますので」じゃないでしょうか。
発信元が違っても、中にある詐欺サイトへのリンクURLはhttp://ssl-user-data-account-support-login-appleid-apple.com/で同じものを使用しています。
ちなみにこのIPアドレスをWhoisで調べると、佐賀県ではなく東京のISPのIPでした。更によくよく考えてみると、このIPのISPは、今回自分が受け取っているメールアドレスのISPだったのです。
今までこう言う調べ方しなかったので、なかなか面白い事が分かりました。
また、「したがって、個人情報を再登録し、私たちにIPおよびログイン環
ログイン状態は既に監視しているから、不正アクセスが有ったことが分かるんですよね。こういう矛盾点が分からないと騙されやすくなるんです。
最近のApple ID詐欺メールは原点回帰してきているようだ まとめ
最近のApple ID詐欺メールは原点回帰してきているようだについて今回の記事は下記ました。
アフィリエイトと同じで、具体的な数字が書いてあるとどうしても信用したくなりますね。しかし、その数字が持つ意味を細かく確認する人は殆どいないと思います。
IPアドレスだってWhoisを使えば、とりあえずは誰が使っているのかもわかります。これくらいは、自分でチェックする事も覚えた方が自己防衛手段として良いですね。
今回のこのメール、少しおかしなところが有りますが、この辺を修正してしまえばかなり本物に近くなり、結構危険なメールになると思われます。
一段と注意が必要ですが、下記の1点を確認することで詐欺メールを見破れますので、必ず確認しましょう。
人気記事 SMS+国際電話の新たな攻撃、これは要注意だ!
人気記事 ドコモを装うフィッシングSMS、これこそ初めて見たメッセージだった!
