
手変え品変え、新たな詐欺メールが連続してやって来た。そう、三井住友カードだが前回と違っていたぞ。
Appleが新しいiPhone12の発売発表をした後に、Apple IDの詐欺メールが一時増えたんですが、その間隙を縫って別の詐欺メールが連続してやってきました。
三井住友カードを装う詐欺メールです。以前、三井住友カードの詐欺メールについてはこんな記事を書きました。
https://daini-no-jinsei.jp/blog/smbc-fake-mail/
これとは違った新しいメールです。情報拡散のために今回紹介します。
こんなメールを受け取ったら

結論として、何も見ずにゴミ箱に捨てましょう。
重要事項はメールでは絶対に来ません。
今度の詐欺メール、タイトルは?
さて、今回やって来た詐欺メールですが、前回は三井住友カード【重要】これだけだったんです。
しかし、今度のはもう少しまともになっておりました。と言っても、当たり前の様なたいとるなんですけどね。

今回のタイトルは「<重要>【三井住友カード】ご利用確認のお願い」となっており、いかにも不正利用が有ったよう事を臭わせておりますね。
ここで、重要といれることで緊急性をあおっているのではないでしょうか。
送信元は三井住友カードになっておるのですが、メアドはおかしいのです。
送られてきた送信メアドは vpass.ne.jp@rcpt-impgw.biglobe.ne.jp になっており、メールのリレーサーバーのドメインになっているように見えるんですよね。
本当は、xxxxx@vpass.ne.jpとかにしたかったんだろうな。
宛先は、最近の定説通りに自分一人になっています。過去は10名程度の同報送信でしたが、最近は個人宛になりましたね。
今回の本文はこれだ
今回やってきた本文は、一切イメージが貼り付いていないいないテキストベースのメールなんです。

だから逆に、最初からリンク先のURLがもろ見えており全然違う詐欺サイトのURLになっているんです。
しかし、それなりに考えているなって思ったのは、詐欺サイトのURLと発行者のURLは同じにしてあるので、騙されやすいようにはなっていますね。
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ドメインもパッと見たところ、本物と同じsmcc-caccと言うサブドメインを使用しております。
しかし、実際にはその後がco.jpではなく.comなので嘘だと気が付くのですが、ネットに詳しくない人や興味ない人だとsmcc-caccが一緒なのでパッと見て本物と勘違いするかもしれません。
以下が本文です。
いつも弊社カードをご利用いただきありがとうございます。
昨今の第三者不正利用の急増に伴い、弊社では「不正利用監視シス
テム」を導入し、24時間365日体制でカードのご利用に対する モニタリングを行っております。 このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお
取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制 限させていただき、ご連絡させていただきました。 つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力
をお願い致します。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。 ■ご利用確認はこちら
http://smcc-cacc.wicod.com
■発行者■
三井住友カード株式会社
http://smcc-cacc.wicod.com
〒105-8011 東京都港区海岸1丁目2番20号 汐留ビルディング…
今回連続して、送信元も本文内容も全く同じものが来たのですが、詐欺サイトへの誘導URLは異なっていました。
もう一方のURLは http://smcc-cacc.eiair.com となっており、smcc-cacc以降が違っているんですね。もちろん会社のURLも詐欺誘導サイトURLに合わせてあるのは抜かり有りません。
多分これからも、このURLを変更した詐欺メールがバンバン流れてくる事が予想されます。
新な三井住友カードの詐欺メール まとめ

今回やって来た詐欺メールは、飾りつけもなくいかにも本当のようなことが書いてあり、日本語自体もおかしくないのが特徴です。
今までのように、何か装飾して本物を装うのではなく、いかにも本物のメールのようにシンプルにまとめてあることが、逆に信用させる心理が働くようになっている感じはしますね。
しかし、前から言っておりますように、不審なアクセスやカードの不正使用が有った場合には個人情報の関係がありますから
ですから、このようなメールを受け取った時点で詐欺と判断して絶対に間違いありません。
自信を持って廃棄するようにしてください。
