先週の話になりますが、Amazon名でこんな詐欺メールを受け取りました。
実際にあった話ですが、騙された方がいるようなんです。
今回は、詐欺メール情報の展開とどんな時に注意しなければいけないのか、それらを紹介します。
個別な情報で引き落とし不能連絡が降る場合は詐欺だ

結論、個別アイテムで引き落としできない連絡は詐欺だ!
Amazonでも1ヶ月単位での請求のはず、個別引き落としは有り得ない
クレジットカードの引き落としは月単位
みなさんもクレジットカードを使用しているならご理解できていると思います。
しかし、今回のAmazonの詐欺メールもそうですし、過去に楽天を装う詐欺メールのときもそうでしたが、商品個別で引き落としができないとい言うメールなんです。
今回の詐欺メール
今回送られてきた詐欺メールはこれです。

Amazonで注文すると、実際にメールで来るのは購入商品名と以下のような内容なんです。

購入のたびに、このようなメールが来て最終的に1ヶ月まとまった時点で請求となるわけです。
1回毎に請求と引き落としを実施するのはデビットカードであり、クレジットカードではありません。
デビットカードの場合には、購入時いきなり口座引き落としになるので、残高不足で引き落としできないという場合はありますが、カード番号と有効期限というのとはちょっと違いますね。

従って、クレジットカードで「個別引き落としができません」と言うことは絶対に有りません。
どんな場合に騙されるのか?
さて、実際にどんな場合にだまされてしまうのでしょうか?
今回自分が得た情報では、スマホの機種切替を行った後、まだ設定が完全に完了していない時に、受け取ったメールで焦ってクリックしてしまったようです。
どういうことか?
最近のスマホはクレジットカードを登録して、お財布携帯になる機能を持っているので、多くの人がその機能の恩恵を受けていると思います。
手ぶらでも、スマホがあればクレジットカードと同様に扱えるわけですからね。

実はここに騙されるポイントが隠れているんです。
実際に自分で再登録したので分かるのですが、認証されるまでに若干タイムラグが発生します。
これはクレジット会社が正しく認証をしているからだと思うんですね。
実はこの引き継ぎを実施している時に、詐欺メールを受け取ったりすると、実際にスマホでは認証が終わっていないので取引が完了しないような状況を錯覚するんですね。
機種切り替え途中だったりしているので、焦りもあるし、何よりもクレジットの引き落としができない事を1回でも発生させると、クレジット会社の信用が落ちてしまうので、引き落としができないということは是が非で防がなければいけません。

そうすると、実際にはサイトでの決済ですからスマホのクレジットカード登録は関係ないのに、焦りがあるととっさの判断を誤ってしまうことがあるようです。
今回聞いた話では、そのような状況で間違えて詐欺メールのボタンを押して個人情報を入力してしまい、翌日には利用限度額最高まで買い物をされてしまったようです。
このようにとっさの時、焦りから判断を誤ってしまうという事は、誰にでも発生する可能性があるんですね。
スマホでもウィルス対策アプリは有効
一般的に、PCなどで操作している場合には、ウィルス対策アプリがインストールされている場合が多いと思います。
最近のアプリには、詐欺サイトブロック機能というものがついており、クラウド上に持っている詐欺サイトのデータベースと照合して、不審なサイトの場合には事前に警告、または強制ブロックをする機能がついているのです。
これらのアプリを使えば、同じアプリを使用している人のデータがクラウド上に集まって、詐欺サイトやウィルス検知用の定義ファイルが更新されて、常に最新状態でチェックが掛かるのです。
実はこれらのソフト、スマホ上でも使えるようになってきているんです。スマホの場合には、SMSでの詐欺メッセージに対しても対応しているものもあり、自分で見分ける自信がない人など、入れておくほうが無難だと想います。
今までのように、単にネットリテラシーが低いだけでは済まされないような状況になりつあります。
自分で気をつけることはもちろんのことですが、このように最新式のアプリを導入してガードするということも必要です。
そして、クレジットの引き落としの流れなども、自分で確認しておくことも必要でしょう。
まとめると
以上の事を守って、詐欺メールには十分注意してくださいね。
