何時もワンパターンであったAmazonの詐欺メールですが、今回初めてのパターンがやっていました。
今までのアカウントを凍結しましたとか、Amazon Primeが更新できませんとか言うものではなく、何の変哲も無い配送メールなんです。
単なる集配メールを装っていますが、他人宛で有ることと、Amazonに登録していないメアドなので詐欺メールと判明
今度の詐欺メールは本物に近いぞ
さて今回やって来たAmazonの詐欺メールですが、メールの見出しは今までと違い、本物に似せてきている。
今回来たメールのタイトルは「Amazon.co.jpの注文番号249-0545162-1436634」でした。
本物のAmazonからの注文確認メールの場合は次のようになります。
「Amazon.co.jpの注文(#249-0545162-1436634)の商品1点が発送されました」
かなり近いですが、CSすなわちカスタマーサティスファクションの観点からは不足しておりますね。
違いは
- 番号ではなく#を使います
- 注文番号自体は必ず()で囲われます
- の商品が○点発送されました、が付きます
かなり良い線まで行きましたが、やはり詐欺メールは詐欺メールですね。
発信元は何時も通りAmazonになっておりますが、メアドは全然別もので*********@az.comでした。
本物は、@amazon.co.jpですよね。
Amazon詐欺メールの本文
次は本文になります。
従来のアカウント情報確認とは異なりますので、文面自体は至ってシンプルです。

先頭に記述されている○○様は、自分では無く全然知らない人の名前でした。
本物の場合は以下のように記述されています。
○○ ○○ 様
Amazon.co.jpをご利用いただき、ありがとうございます。
08/21に、XXXショップが商品を発送し、ご注文が完了したことをお知らせいたします。
直接のお渡し、もしくはポスト投函いたします。お届け日時指定便の場合、ご指定時間よりも早くポスト投函できる場合があります。お届け日: 月曜日, 08/22
配送状況を確認する
お届け先:
○○ ○○
111-0006
△△県
××市 □□町
1101ー1ご注文商品はヤマト運輸でお届けいたします。お問い合わせ伝票番号は3680zzzz6136です。なお、お問い合わせ伝票番号で配送状況を追跡できるようになるまで、お時間がかかる場合があります。
「配送状況を確認する」という部分にはURLが埋め込まれています。
今回の詐欺メールは一見本物のように見えますが、本物はかなり丁寧に記述がされていることが分かります。
ユーザー第一というジェフベゾスの心意気がはっきりと分かりますよね。
詐欺メールの配送確認という部分のURLは
https://www.mailprod****chland.com/jp
となっており、少なくとも日本郵政とは何の関係も無いURLですね。
このURLにアクセスすると、本人確認等と行って個人情報を窃取するんでしょうね。
Amazon詐欺メール まとめ
今回やってきたAmazonメールは、従来とは異なり一般的な配送メールを装っていることが特徴です。
今までのアカウントが異常ですとか言うのは、既に詐欺メールだと知れ渡っていますが、今回のような配送を装うのは初めてじゃないでしょうか。
しかし、今までと同じように以下の部分をチェックすることで詐欺と簡単に見抜くことができます。
もし、受け取った場合は確認して廃棄するようにしてください。
- Amazonに登録しているメアドですか? → 違ったら詐欺
- 送信メアドはamazon.co.jpですか? → 違ったら詐欺
- ①②がOKの場合、送り先は自分宛ですか? → 違ったら詐欺
- 文章の記述が丁寧ですか? → シンプルなら詐欺
Amazonだけでなく、自分が登録してあるメアド以外のメアドに来たら、どんなメールも基本詐欺と思って間違いないです。
