2022.09.15 追記しました
インストール条件の項目的には満たしているが、CPUの世代が対象外と言う事でWindows 11のインストール対象外と言われるPCを持っています。
そのPCにWindows 11をインストールしてみて、動作状況の確認と今後のサポート状況を検証しようと思いました。
インストールは問題無くでき、Windows Updateも完了した。動作も正常に動き、Windows10よりキビキビしている。後は、今後のサポートがどうなっていくのかを継続検証していく。
※この記事は対象外のPCにインストールを煽るモノでは無く、実験的に行い気になる更新ファイルの適用状況を確認することが目的です。マネしてPCが壊れても責任は負いませんので、マネする場合は自己責任で実施してください。
インストール対象は古いSureface Pro 5
自分が使用しているPCはSureface Pro 5なんです。

非常に小さいのですが、そこそこの解像度があり使っている分には申し分有りません。
しかし、MicrosoftのPC正常性チェックを実施しますと、以下のような結果になりました。

Windows 11にUpdateするためには、CPUが対象外となっているんです。でも、Windows 11のCPU要求仕様をチェックすると、2コア以上が対象なんです。
この使用しているCPUはCore-i5で2コア4スレッドなのですが、何故対象外となるのでしょうか?
これはインテルCPUの世代に関係しており、対象のCPUはインテル第8世代以降となっているんですね。
なんと、自分のPCは丁度境目の第7世代のCore-i5なんです。別に2コア有るんだから良いんじゃ無いかって思ったんですよね。
そこで、どうせ主では使っていないので、無理矢理インストールしてみたら今後のサポートはどうなるのかを検証してみようと考えました。
元に戻せるように、事前にWindows 10の回復ディスクを作成してからインストールに取りかかりました。
まずはWindows 11用のファイルを入手する
Windows 11のUpgrade非対称PCなので、Windows Updateからは自動に切り替えることができません。
従って、まずはWindows 11用のインストールDiskを調達するところから始まります。
まずGoogleでWindows 11と検索窓にタイプし検索する。

一番最初に出てくる、「Windows 11をダウンロードする」を選択し、ダウンロードページに移動する。
ダウンロードページに移行すると、ダウンロードする内容の選択画面になるので、上から3つめの Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードするで、ダウンロードを選択からWindows 11(multi-edition ISO)を選びダウンロードする。

ダウンロードボタンを押せば、対象のファイルがダウンロードされる。
ダウンロードされたファイルは「Win11_Japanese_x64v1.iso」と言う、約5GBのファイルである。
ダウンロードされたファイルをインストールできるように解凍し、1つのフォルダーに集めておく。

こんな感じで解凍し、出来上がったら準備完了。
いよいよ対象外のPCにWindows11をインストール
準備が揃いましたので、それではWindows 11のインストール対象外のPCにWindows 11をインストールしていきます。
先程解凍したファイルのsetup.exeを実行します。
ファイルを実行すると、少しして以下の画面が立ち上がります。

次に途中で変な更新が入らないように「セットアップで更新プログラムのダウンロード方法の変更」をクリックする。

推奨から今は更新しないに設定を変更する。

同時に左下にあるインストールの品質向上に協力するのチェックも外し次へをクリックする。
次の画面でライセンス条項がでるので、同意するを押す。

すると、インストールの確認作業が始まるのでしばらく待っている。

インストールの準備ができると、下記の表示がされます。ここが問題の部分ですね。

ここではっきりと、更新プログラムを受け取る権利が無くなりますと出ています。しかし、更新プログラムを受け取れないとかにはなっていませんよね。
と言う事で、ここは承諾するを押してインストールを進めます。

これで完全な準備ができました。もう後戻りできません。
インストールボタンを押してインストールを開始します。
ブルーのインストール画面に切り替わり、インストールが始まります。

後はインストールが完了するまでひたすら待ちます。
Windows 11対象外のPCで更新ファイルはインストールできるか?
何回かの再起動を繰り返しながら、Windows 11対象外のPCでも、無事インストールすることはできました。
まずは一安心です。
インストールの準備段階で、更新ファイルをインストールをしないで実行しましたので、インストール完了後に更新ファイルをインストールしてみます。
インストール準備途中で更新ファイルの権利が無くなるとかかれていましたが、ソフト的なガードが掛かり、更新ファイルがインストールできないのでしょうか。
心配ではありますが、設定画面からWindows Updateを掛けてみます。

幾つかの更新ファイルが表示されています。今すぐダウンロードを押して、更新ファイルをインストールしてみます。

ダウンロード後は正しくインストールが行われているようです。

インストール後は再起動の指示も出されていますので、正しくインストールはされているようですね。

全ての更新ファイルをインストールし、最終的にもう一度更新の確認をしてみたところ、表示は最新の状態ですと言う表示になりました。

Windows 11対象外PCのまとめと今後
とりあえずは、Windows 11の対象外となるPCにインストールを実施し、無事更新ファイルのインストールは完了しました。
しかし、あくまでもインストール対象外のPCにインストールしているわけですから、今後の更新ファイルが受け付けられなくなる可能性も否めません。
現実的に、更新ファイルを受ける権利が無いと言われているのですから、
しかし、実際問題は最新の更新ファイルもインストールでき、Windowsのバージョンは21H2と最新状態になっていますので、現段階ではインストールも更新ファイルも適用されていると判断しても良いですね。
しかし、ネットを調べてもインストールまでは見つかりますが、その後皆さんが一番気になるのは次の事だと思います。
Windows 11対象外のPCは、更新ファイルを受け続けることができるか?
これにつきると思います。
なぜならば、Windows 10のサポート期限は2025年です。しかし、Windows 11をインストールできれば更にPCは使い続ける事ができるからです。
CPUのHWに関わる部分で問題が発生しない限りは、個人的には大丈夫では無いかと思っております。
権利が無いかもしれませんが、勝手に送りつけて夜間に勝手にUpdateしてくれるのであれば、Microsoftが勝手にやっている事になりますから、この場合はどうなんでしょうね。
いずれにしても、一番気になるのは対象外PCにインストールした場合の更新ファイルので適用状況だと思います。
適用できなければセキュリティに穴が開くことになり、それはネットにつなげる限り危険回避ができないと言う事になりますから。
何度も言いますが、CPU等のHWに依存し更新できない場合には諦めますが、そうで無い場合はいつまで更新が可能なのかを追い続けていこうと思います。
次回、報告の時はWindows 11のメジャーアップデートの時になるかと思います。
多分、年末に実施されると思われるメジャーアップデートが、対象外PCでも受けられるのか非常に興味がある部分だと思います。
では皆さん、次回は更新ファイルの適用状況などについて報告する予定です。
その後のアップデート状況
Windows11をインストールした後、累積Updateが公開されたのでちゃんとインストールできるか確認してみた。

久々のUpdateは.NETとベースシステムの累積更新プログラム、そして悪意のあるソフトウェアの削除ツールのUpdateですね。
早速、今すぐダウンロードを押して更新開始。

ダウンロードが進み、更新ファイルがインストールされていきます。
最終的にインストールが完了すると、再起動の指示が出ますのでクリックして再起動をかけます。

再起動を実施することで、最終的なインストールが完了しました。
とりあえず、対象外のPCにインストールしてあるWindows11でも、今のところ更新はスムーズに進行しております。
来月当りにリリースされる、今年度の重要アップデートが素直にインストールできるかが最大のポイントでしょうかね。
be continue
