このサイトは最初からwordpressを使用してつくりました。
途中でSNAPと言うプラグインを使用して、投稿記事の情報をTwitterに自動投稿していたんです。
しかし、有るときから自動投稿ができなくなってしまい、いろいろ調べたのですが分からないままでした。一部の情報では、Twitterが自動投稿機能を禁止したとの話もネットにありました。
しかし、真意は分かりませんでした。
今回、もう一度じっくりとTwitter Developersのページを確認しながらチェックしていった所、昔とは違う部分を見つけました。
昔と違う部分を設定することで、再びTwitterが使用できるようになりましたので、その対応方法を紹介したいと思います。
Twitterが自動投稿を禁止したのではなく、従来とは設定が違っていた
今までのTwitterへの自動投稿設定
実際には、自分もかなり昔の事なのでうるおぼえの状態になりますが、記憶を絞って書いてみます。
Twitterへの自動投稿を実施するためには、基本的にTwitter APIが必要となり、それはTwitter Developersと言う開発用のページから入手します。
Twitter Developersへの登録方法はネットを調べれば沢山でてくるので、ここでは省略します。
このTwitter Developersのページから、Twitter APIを使用するためにAppの登録を行い、下記の必要なデータを生成します。
- API Key
- API Key Secret
- Access Token
- Access Token Secret
これらを生成するために、登録したのはStandalone Appsでした。
実際、Standalone Appsで生成した上記4つのキーをSNAPの設定画面で使うことで、自動投稿が可能になっていたのです。

しかし、この設定ではある日突然、自動投稿ができなくなってしまったんです。
実際には先の4つのキーは再生成しない限り、ずっと使用できるはずですが、念のために再生成して変更を掛けてみたのですが、全く使えませんでした。
何故なんでしょうか?
分からないまま時間だけが経過していったので、諦めてTwitterに手動で打ち込み投稿を続けていました。
Twitterの自動投稿設定へ本当に違いは無いのか?
基本的には、今までのやり方で動いていたのですから間違っていないはずです。
そう頑なに信じていました。
wordpress側の通信をチェック
とりあえず、wordpress内にあるSNAPのメニューからHelp/Supportを選択します。
Help/Supportの画面が開きますので、その中で通信状況をテストする項目がありますので、そこをクリックしてテストを実行します。

このテストでは、https/sslの通信状態をチェックしてくれますので、ここでまずTwitterへのアクセスができているかの確認をします。
結果は以下の通り。全てOKですね。

これでwordpressからの通信は問題無く行われていることが確認できましたので、後はやはりTwitter Developers内のAppsの設定に問題は絞られてきます。
Twitter側の設定に変更は無いのか?
もう一度Twitter Developersのページを眺めていると、有ることに気がつきました。

Project & Appsの部分の詳細を見ると、今までwordpressとの連携をするために作ったAppsはStandalone Appsでした。
しかし、今見ると定期的につぶやくアプリという項目が追加されているんですよね。
もしかしたら、他のSNSと連携をするときにはこちらを使用する仕様に変わったのかもしれません。
この変更には全然気がつきませんでした。
Twitterに新たな設定をしてみる
早速ですが、定期的につぶやくアプリという部分の+Add Appと言うボタンを押して、新たに定期的につぶやくアプリの作成に入りました。
最初の画面ではAppの選択です。

今回は、既に作成済みにStandalone Appsを変更するので、Add an existing Appを選択します。
その後、どの既存Appを使うのかを選択します。

ここでは既に作られているAppがプルダウンで表示されますので、目的のAppを選択します。
次へを押すと、Add environmentの画面になり、3つの選択しがでます。
- Development
- Staging
- Production
この中でDevelopmentを選択し次へを押します。
最後は完了画面で終了です。

この時点でもう一度ダッシュボードを見てみると、定期的につぶやくアプリの下に今作成したモノが表示されています。

後はKey&Tokenのタブをクリックし手書きの画面にします。

全ての項目をRegegerateボタンを押し、キーを再生させます。
そして再生されたキーを控えておき、SNAPの設定画面に記述します。
これで一連の作業は完了しましたので、Test postを行い正しく実行されるか確認すればOKです。
Twitterの自動投稿対策まとめ
実は最初に書いたとおり、Twitterはセキュリティ強化のために自動投稿やBotの投稿を禁止したと言う話を信じていました。
Twitterが新たなルールを作ったのならしょうがないよな、そう思い諦めて手動投稿を行っていたんです。
でも、TwitterのTLを見ていると自動投稿のようなモノがあるんですよ。
これはと思い、再度Twitter Developersを見直して見たら案の定設定が変わっていたのを見つけたのです。
今回の一番大きな問題は、勝手に自分で思い込んで居た事でしょうね。
勝手に自分で思い込むと、視野が急激に狭くなり解決できることも解決できなくなってしまいます。
これは何かを実行しようとしたときに大きな障害となりますね。
しかし、何かおかしい?そう言う小さな違和感を感じ取ることができ、その違和感を追求することができれば、新たな変化点を見つけると同時に自分の知識も増えていくんです。
今回の問題点は、勝手にTwitterが仕様変更をしたと思い込んで諦めていた事です。実は、ちゃんとチェックしてみれば確かに仕様は変わっていましたが、禁止するような仕様変更では無かったと言うことです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さんも、何か問題にぶつかったとき、勝手に解釈して諦めてしまうことは自分の成長を妨げる事になります。
何で?と言う探究心を持ち、おかしいなと思うことには立ち向かっていきましょう。
