ブログを書かれている人は、Googleアナリティクスとサーチコンソールの2つは導入しておりますよね。
自分も導入はしておりますが、この前サイトの品質改善の為にクズ記事の断捨離を実施しました。
その後、サチコ(サーチコンソール)を確認したところ、断捨離の影響も加わり沢山のエラーが出ておりました。
エラー自体は、Googleのクロール時に発生するミスのようなモノもありますが、そうで無い場合には対処しないとGoogleからペナルティを受ける対象になります。
今回、発生したエラーを今後発生させないために、自ら対策することで防止できる3つの事についてお話します。
サチコのエラーはちょっとした事で回避できる
サチコでエラーが大量に発生
久々にサチコにログインし、レポートを確認してビックリしました。

まずページ状況を確認すると、indexが登録されているページ数より、未登録の方が多いんです。
未登録の詳細をみてみると

クロール済み・インデックス未登録
この詳細を見てみるとURLの最後に/feed/となっているURLばかりなんです。
このfeedというのは、wordpressの場合記事を投稿すると、コメント欄をオープンな状態にしているとfeedと言うページが自動で作られるようなんです。
このfeedをGoogleがクロール時にピックアップし、インデックスに登録使用とするのですが、価値の無いページと言う事でインデックス未登録にするんですね。
ページにリダイレクトが有ります
これはページ内に記述されているリンクが、正しく無い場合に発生するようです。
正しく無いというのは
- リダイレクトが複数回行われている
- リダイレクトでループが発生している
- URLが間違っている
- URLの記述の中に空白があったりする
一番多いのは、やはり③のURLが間違っているなのでしょうね。
見つかりませんでした(404)
これは、エラーそのものでページが見つからないと言う事ですね。
自分が多いのは、断捨離してページを削除したからなんです。
一度クロールしてインデックス登録したページを削除してしまうと、新規にクロールしても一度登録したページが無くなっても、削除は自動で行ってくれないようです。
従って、ページを削除すればこのエラーが出ることは間違いありません。
但し、インデックスに登録されているだけで実際のページはありませんので、ユーザーがそのページに到達することはありません。
※対策はGoogleに連絡して、削除してもらうしかないようです。
検出・インデックス未登録
これは、Googleのクローラーはサイトマップやサイト内のリンク経由でページの存在を検知しているが、まだクロールまでは実施されていない状態であることを示しております。
これには2つの理由が考えれるようです。
- クロール処理を実施することで、ウェブサイトに過剰な負荷をかけないようにするため
- クロールやインデックス登録に価値が無いと判断した場合
クロール自体はウェブ内のページを全部チェックしていくので、かなりの負荷がサイトに掛かりそうですよね。
また、価値が無いというのは記事内容が似通っているような場合、重複していると判断して登録をしないというようなこともあるようです。
サチコでエラーを発生させない方法
不可抗力も有りますが、基本サチコのエラーは自分で最初から対応することで対処することができます。
それでは、自分でできる3つの対処方法について紹介します。
1.クロール済み・インデックス未登録対応
このクロール済み・インデックス未登録の主原因はfeedというページができることです。
でも、このfeedを作らないようにするにはコメント欄をクローズすることで対処できるようですが、これはブログの意味をなさなくなります。
記事に対するコメントから、コミュニケーションが生まれてきますので、その芽を摘んでしまうのは良くないですね。
もう一つの方法として、feedのページにnoindexタグを指定すると言う方法が有ります。
これはnoindexタグを付加することで、ページがインデックスされるのを事前に防ぐものです。
これを実施する簡単な方法はプラグインを使用することだと思います。
有名はAll In One SEO Pack等を使用すれば、feedページにnoindexを設定できるようです。
しかし、その為だけにプラグインを入れるのはあまりよろしくないですよね。
最初からAll In One SEO Packをインストールしている人なら良いかもしれませんが、自分はインストールしていないので別の方法を考えました。
いろいろと調べると、function.phpにコードを追記することで対処できるようです。
1 2 3 4 5 |
add_action( 'template_redirect', function() { if ( is_feed() && headers_sent() === false ) { header( 'X-Robots-Tag: noindex, follow', true ); } } ); |
このコードを追加することで、feedのページにX-Robots-Tagを追加し、その中で noindex, followを指定することでインデックスされるのを防ぎます。
とりあえず、自分はこれを記述してみましたので、様子を見たいと思います。
2.ページにリダイレクトが有ります対応
対象となっているページをチェックしていくと、有る共通していることが分かりました。
そもそもの原因の中でURLが間違っていると言うのが多いと先に書きました。
確かにリンクしているURLをチェックしてみると殆どがASPのリンクが原因なのです。
以前断捨離した際に、内部リンクについては全てチェックし、無くなっているリンクは全て配所しているので、そこが理由ではないようです。
ASPの商品リンクは、一定期間が過ぎると紹介時期が終了して、紹介ページ自体が無くなったり、商品そのものが無くなったりします。
従って、古いページほどその可能性が高く、対象のアフィリのリンクを削除すると、全て問題は解決しました。
3.検出・インデックス未登録対策
これはいろいろな理由があるようですが、自分の場合は価値が無いと言う部分で対象になっていた感じがします。
対象ページをチェックしていくと、有ることに気がつきました。
それはタイトルが似通っている事で、パーマリンクが殆ど同じになってしまっていたと言うことです。
自分の場合、パーマリンク設定は「ブログURL/カテゴリ/タイトル」という設定になっておりました。
例えば、「今日のレシピ」とか言うタイトルにしがちですよね。Instagramとかでは特に問題無いでしょうが、ブログの場合には大問題です。
今日のレシピとすると、自分でパーマリンクを書き換えない限り今日のレシピというパーマリンクになると思います。
翌日、同じように今日のレシピという記事を書いたらどうなるでしょうか?
パーマリンクは今日のレシピ-2と言う記述になります。これはwordpressが自動で振り付けるパーマリンクなんです。
つまり、今日のレシピと今日のレシピ-2と言うパーマリンクができ、これらは基本同じモノだとGoogleが判断してしまうのです。
そうすると、両方ともクロールはされたが重複するような記事と言う事でインデックス登録がされないんです。
今回は全て1つずつ、手でパーマリンクを別々なように書き換えました。
※今日のレシピではなく、日付+今日のレシピでは問題無いようです。
書き換える前は、サチコの対象URLをチェックするとこのようになっていました。


これに対して、先程のパーマリンクを手で修正し、再度URLの検査を実施すると以下の表示になりました。

更に、インデックス登録をリクエストをクリックすると、リクエストが送信されて完了すると以下に切り替わります。

このように、地道な対応が必要となりました。
サチコでエラーを発生させない方法 まとめ
今回は、サチコで発生するエラーを自分で出さないような方法について紹介しました。
サチコでエラーが発生すると、メールが配信されてくるので受け取るとドキッとするんですよね。
中にはサチコの間違いも有りますが、基本的には自分で事前に対処は可能だと思っています。
Googleがいくらサイト品質に影響が無いと言っていても、エラーが多発するのはあまり気分の良いモノではありませんから、自分でできる限り対処するようにしましょう。
自分でできる簡単な対象方法3つは
- むやみにASPのリンクは貼り付けない。貼り付けた場合、定期的にリンク状態をチェックする。
- 記事のタイトルは似通らないように個性的なモノにする。パーマリンクの重複に注意。
- feedに対してnoindexを指定する。プラグインか、もしくはfunction.phpにコードを記述して対応
少なくとも、ちょっとした事に気を遣うだけで、サチコのエラーはかなり削減することができるト思います。
エラーは出さないことがベストですが、一度登録されたインデックスは削除されないため、エラーが出てしまった場合は、増えていかないことが大切だと思います。
サチコをチェックして、楽しいブログ生活を送りましょう。
