ネットリテラシー

ついに来た、税務署からの【未払い税金のお知らせ】と言う詐欺メール

税金

 

詐欺メールがやたら来ることが多い自分ですが、やっと世間並みに国税庁を騙る詐欺メールがやって来ました。

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既に世間ではかなり賑わしており、井上咲楽も引っかかり個人情報を窃取されクレジットカードの不正利用にもなったとテレビでやっていました。

 

確かに国税庁とか税務署とか言う名前を出されれば、フリーランスでも無い限り直接の接点は殆ど無いですからね。

かく言う私は、噂に聞いていた詐欺メールなので、やっと自分の所にも来たかと言う程度にしか思っていません。

とは言え、未だ受け取って無い人、見た事無い人も居ると思いますので、今回情報展開します。

確実に個人情報を窃取され、その先にその情報がアンダーグランドで売買されたりするようですから、絶対に注意しなければいけないと思います。

 

結論

税金の未払いに関しても、電子メールでは無く紙の郵便で督促が来ます。電子メールはあり得ませんから、電子メールで受け取ったらそれは詐欺です。

 

 

税務署からの【未払い税金のお知らせ】と言うだけで胡散臭い

さて、税務署から税金の未払いという督促はどんなとき来るでしょうか。一般の会社員は副業でもしない限り、個人で税金を支払うことは無いでしょう。

仮に副業をしていたとしても、年間一定額以上無いと税金は払わなくて良いので、まあ一般人ではレアケースですよね。

従って、副業もしていないような会社員や、専業主婦の方にこんなメールが来たら100%詐欺と思って間違いないです。

 

さて、今回の詐欺メールの発信元は国税庁になっております。確かに、税金のとりまとめは国税庁かもしれませんが、その前に管轄の税務署から督促って来るのではないでしょうか。

その辺を含めて、事項の本文を見ながらチェックしていきましょう。

 

発信元は国税庁ですが、発信元メールはなんとgmailなんです。今回のメアドは次のようなモノでした。

e-taxh●●●nri@gmail.com なっており、IDの最初の部分にはe-taxと入っておりますが、ドメインはgmail.comなんておかしいですよね。

国税庁であれば、ドメインはnta.go.jpになります。National Tax Agencyntaと政府機関であるgo.jpとすぐに分かるドメインですから、gmailはあり得ない。

 

今回の詐欺メールのタイトルの税務署からの【未払い税金のお知らせ】と言うように、税務署からのメールだとしても、ドメインは同じnta.go.jpになるはずですね。

政府機関にドメインは特殊だから、すぐに分かってしまうと思うのですがね。



 

 

税務署からの【未払い税金のお知らせ】の本文は?

今回の詐欺メールの本文は以下のようになっております。

国税局詐欺メール

メールで督促が来た理由として、多分e-Taxと言う事が関係しているのでしょう。このe-Taxを申請する際に、連絡先のメアドを入れると思いますので、それを逆手に取ってこのようなメールを送ってきていると思われます。

 

しかしながら、前項で話したとおりe-Taxを申請しない会社員に対してこんなメールが来ても、関係ないって思われるだろうし、不思議に思えば自分の勤務する会社の人事総務か経理にこんなメールが来たと話をすると思います。

まあその時点で詐欺だって分かると思います。

あなたの所得稅(または延滞金(法律により計算した客勛 について、これまで自主的に納付されるよう催促してきま したが、まだ納付されておりません。

と本文ではなっておりますが、税金の金額が少なかった場合、振込用紙が税務署から送られてきます。

また、期限についてもこのように不明確で自主的なんて事は無く、きっちりと期日が切られており、1日でも遅れたら滞納遅延料金が加算されるようになっております。

 

ましてや、個人的に滞納を払えと言っているのですから、納稅確認番号:****8160のように番号が伏せ字になることはないですよね。

 

って言うか、メールでは来ませんので。

また気がつきましたか?

日本のかな漢字変換ではのうぜいは納税になります。このメールのように納稅にはなりません。

このメール、何カ所かで納稅と言う漢字が使われていますので、この点も明らかにおかしいですね。

また、納付期限と最終期限がいっしょなんてあり得ませんよね。納付期限が前で、その期日までに払っていないので、最終期限が設定されるわけですから。

こういう所がおかしいです。

そして、※ 本メールは、【e-Tax】国税電子申告?納税システム(イータックス)にメールアドレスを登録いただいた方へ配信しております。となっていますが、途中で何故か?が入っている。

おかしいところだらけですね。

 

そして、お支払いへの記述URLは国税庁のURLを記述してありますが、実際にリンクが張られているURLは https://reb●●nd.ly/o43nuyt で、全く関係ない所ですね。

ここに、国政庁のe-Taxを真似したような詐欺ページが作られているのでしょう。



 

 

税務署からの【未払い税金のお知らせ】と言う詐欺メール まとめ

今回の詐欺メールは、巷ではかなり騒がれている詐欺メールですね。

今回、詐欺メールの中身を読んでみて思った事は、他の詐欺メールと同様に不安感を煽る事で騙そうとしている。

しかも、国税庁とか税務署とか言う名前を使用して御上からの命令だぞくらいな感じで送りつけてきている。

 

しかし、昨年障害者控除でe-Taxを使用して申請を行いましたが、申請内容が間違っている事が後で分かり、電子メールでは無く文書メールが郵送されてきました。

その内容は、定型フォーマット化されたような内容で書かれており、支払い振込用紙と期日が明確に書かれておりました。

 

このように、御上の仕事は旧体制のままですので、電子化はなかなかされておりません。

だから河野デジタル大臣が苦労して対応しているのだと思います。

e-Taxのページから直接支払いをするようなことは無いと思いますので、この手の詐欺は個人情報の窃取が目的で間違いないですね。

 

既に話題となっておりますが、内容までを知っている人はまだまだ少ないと思います。

今回も、このような詐欺メールが来たと言う事を、みなさんの家族や友達に情報展開をお願いします。

最新の内容を知って頂くことで、ネットリテラシーの向上を図り、ひとりでも詐欺に遭わないようにすることが、この記事の目的です。



 

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じぇいかわさき
進撃の社畜/弱小プロブロガー 本ブログは、還暦で定年の世代の筆者が、まだまだやれるという事を証明するために新たな事に挑戦した事を情報発信しているブログです。同世代の人達に対して、まだまだいろいろと頑張れる、第二の人生を楽しく生きていく為に現状維持は退化、失敗の反対は行動しないことを座右の銘とし、思い立ったことにチャレンジした記録です。また、せっかく稼いだ収益を騙し取られないように、毎日来る迷惑メールなどのネットリテラシーについても情報発信をしています。 このブログは ネットリテラシー ブログ 働くこと について書いており、第二の人生で頑張る同世代の心に刺さる記事を目指してます。人生100年、まだまだがんばれます。 >> Twitterをフォローする