私はブログをレンタルサーバーとwordpressで数年行っております。いろいろとトラブルもありましたが、なんとか現状まで続けております。
そんな中、をwordpressのバージョンが上がっていくうちに、標準ツールの中にサイトヘルスという項目が追加されました。
このサイトヘルス機能は、サイトのセキュリティ状態やパフォーマンス状態で改善できる項目がある場合にWordPressの管理画面に表示してくれる便利な機能なんですが、少々シビアに判定するケースがあるみたいです。
しかし、サイトの状態を健全に維持するために通過された機能ですので、利用した方が良いに決まっていますよね。
そんな中、私のサイトは表示速度が遅いと言う指摘を受けておりました。そこで、このサイト表示が遅いを解決するために色お色と調べ対応したことを紹介します。
以下の4つの方法が考えられます。
- キャッシュプラグインを導入する
- 画像の最適化
- CDNを利用する
- 不要なプラグインの削除
ブログを高速化する理由
ブログを高速化する理由ってなんだか分かりますか?
特にアフィリなどを実施している人は、ブログにアクセスしてもらわなければいけなく、その際にブログのURLをクリックしてから表示されるまでの時間が短いことが望まれます。
ナゼかと言えば、検索サイトで上位に表示され、そのタイトルをクリックした際にページ全体が表示されるまでに時間が掛かってしまっては、ユーザーはそのページを見ること無く離脱してしまいます。

皆さんにも経験があると思いますが、クリックしたページが直ぐに表示されないとイライラして直ぐに別のページに行ってしまいますよね。
昔のモデムを使用してインターネットを行っている時代だと、通信速度も14.4Kpbsと非常に遅いのでページの表示が多少遅くてもそんなもんかとおもいました。
しかし、現代のように光ケーブルが各家庭に引かれており、数ギガのスピードで通信が行われれば、ちょっとした表示の遅れはストレスになってしまいます。
従って、ブログ表示の高速化を行うためにいろいろな対策を行うのです。
高速のレンタルサーバーが人気なのも、こういう所に原因があるからなんですよね。
表示高速化の対応策は?
それでは実際に表示を高速化するための対策について見ていきましょう。
大きく分けて対策は以下の4つになります。
- キャッシュプラグインを導入する
- 画像の最適化
- CDNを利用する
- 不要なプラグインの削除
この4つの主対策の中で、3のCDNを利用するについては、サイトコンテンツの最新状態保持が難しい話や設定が困難なこともあり、個人ブログではあまり一般的では無いので選択肢から削除し、1、2、4を今回の対象にします。
※CDNとはコンテンツ・デリバリー・ネットワークの略称で静的コンテンツの配信にCDNを使用することで、表示速度を向上させることができます。
CDNによって、ユーザーがWebサイトにアクセスした際に、最も速いサーバーから静的コンテンツが配信されるため、高速な表示を実現することができます。
しかし、CDNにストックされるデータはコピーで有るため、本体を最新にしても児童でコピーが最新になるとは限りません。つまり、オリジナルは最新になっても、CDN上では最新で無い可能性が十分あると言う事です。
企業などの場合にはお金を掛けられるので、解決方法は多々あると思いますが個人の場合にはメリットよりデメリットの方が大きい感じです。
キャッシュプラグインを導入する
キャッシュプラグインをインストールすることで、サイトの表示速度を大幅に向上させることができます。
代表的なプラグインに「W3 Total Cache」「WP Fastest Cache」「WP Super Cache」などがあります。
これらのプラグインを使用することで、Webサーバーの負荷を軽減し、ユーザーにより速いアクセスを提供することができます。
但し、複数のキャッシュプラグインを使用するとコンフリクト(衝突)を起こして、返って悪化したりする問題が有りますので、良く考えて選択するのが良いでしょう。
また、使用するレンタルサーバーとの相性もあるみたいですね。
選択する前に、使ってみたいキャッシュプラグインが自分の使用しているサーバーやテーマで問題を出していないか、ネットで事前に調べた方が良いです。
また、有料版の方が性能は良いみたいです。
私は、バックアップとの関係があるので、WP-Optimaizeの中にあるキャッシュを使用しており、上記のキャッシュは使用しておりません。
画像の最適化
画像は表示速度の遅さの原因となります。
特に写真を多く使用するようなブログでは、かなり影響を受けると思います。

私の幾つかのサイトの内1つに、画像を多く使用しているサイトがあり、時折非常に重くなることがありました。
画像を最適化し、軽くすることで、表示速度を確実に高めることができます。このためには、画像圧縮や画像のサイズを調整することが有効です。
画像の圧縮やサイズ変更を、自分でマニュアルで行うには非常に時間と工数が掛かりますので、やはりここでもプラグインを使用することになります。
画像も使用する際に、サイズが小さいGIFやJPEGを使用することを推奨し、もしTIFFやPNGの形式である場合は、その画像をJPEGなどに自動で変更するプラグインが非常に有効だと思います。
また、ブラウザが対応していればWebPと言うGoogleが開発した書式を使用すると、更なる効率化ができます。
有名が画像圧縮プラグインとしては以下のものが挙げられます。
- EWWW Image Optimizer
- TinyPNG
- Imagify
- WebP Converter for Media
最もポピュラーなのが、EWWW Image Optimizerではないでしょうか。無料で使用できる範囲が一番広く、迷ったらこれを入れておけば間違いないでしょう。
Imagifyもかなりの高性能なのですが、無料で使用できる回数が制限されてしまっているので、機能をフルに活かすには有料のPRO版にするしかありません。
私はEWWW Image OptimizerとWebP Converter for Mediaを入れており、定期的にメディアの項目で一括最適化を実施し、常にフォーマットの変換とWebP化を行い画像を圧縮させています。
そのえ今日もあり、サイトヘルスが良好にまでなりました。

不要なプラグインの削除
そして最後が、不要なプラグインの削除になります。

WordPressのプラグインは多数存在しますが、必要以上にインストールすると、サイトの動作に影響を与える恐れがあります。
また、使用していないような不要なプラグインはサイトセキュリティに対しても悪影響を与えかねません。使っていないためUpdateされずセキュリティホールがあるまま残されていたりするからです。
そもそもプラグインは、サイトの外観的なものや運営上で便利にするツール的なモノが多く、ユーザー用ではないものが殆どなんですね。だからいくらプラグインを追加しても、ユーザーはあまり恩恵を受ける事は無いのです。
従って、不要なプラグインは削除し、必要最低限のプラグインを動作させることで、サイトの表示速度を向上させることができます。
私は、定期的にプラグインの棚卸しを実施して、使用頻度が低いなと思ったら迷わず削除をしております。
また、プラグインはインストールするたびにDBのテーブルにも書き込まれます。従ってプラグインの登録、削除を繰り返しているとテーブルも歯抜け状態になったりしてあまり良い状態にはなりません。
従って、私は定期的にデータベースのクリーンアップも行っております。最初のキャッシュのと頃でも書いたWP-Optimaizeの中にはデータベースの最適化もありますので、定期的な最適化をすることによりサイトの健全を保っております。
ブログ表示が遅い まとめ
以上が、WordPressを使用したブログサイトの表示スピードを向上させる方法で、私が実施している内容を紹介しました。
これらはほんの一例です。
中にはもっと調べる事で、自分のサイトにあった最適化の法法を見つけることができるかもしれません。
これらのサイト高速化の方法を利用することで、読者のストレスを軽減し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。
サイトの高速化は、自分のためではなくサイトを訪れる訪問者や、定期的に来てくれる読者のために実施することです。
対策は以下の通り
- キャッシュプラグインを導入する
- 画像の最適化
- 不要なプラグインの削除
非常に簡単なことなので、是非実施してみてください。
