最近は、相変わらずAEON銀行やAmazon Prime会員などの詐欺メールは毎日来ております。しかし、これらは確実に迷惑メールフォルダーに自動振り分けされるのですが、久々にやって来た変な詐欺メールは普通のメールボックスに入ってきたのです。
前にも何回か普通のメールボックスに入ってくる詐欺メールが有りましたが、それらの殆どがBiglobeからのメールだったので、そのまま迷惑メールに行かずに普通のメールボックスに入ってきてしまうのです。
しかし、最近はそんな詐欺メールも少なかったのですが、久々にやって来た詐欺メールについて、久々に紹介したいと思います。
最近は新たな詐欺メールがなかったので、殆どブログでの紹介はしておりませんでしたが、久々で突っ込みどころ満載だったので、記事として書いてみようと思いました。
久々の詐欺メールの発信元はISPだった
詐欺メールで迷惑メールフォルダーに振り分けられない理由は、自分が使っているISPのメアドで有ることが一番大きいですね。
今回来た詐欺メールの発信元も、やはりISPのドメインのメールなんですが、実際には個人メールアドレスのようなので、どこかで抜き取られたメアドを使っているように思えます。
発信元表示は”606- BIGLOBE-Mail”となっておりますので、いかにもBiglobeの管理部門から送られてきているように思わせていますね。
でも普通は、securityとかserviceとか言うIDで、ドメインがbiglobe.ne.jpだと思うんですよね。
こんな”606- BIGLOBE-Mail”と言う発信元自体がおかしい表示だすから、この時点で疑いますよね。
但し、迷惑メールフォルダー振り分けをすり抜けてきているので、どんなメアドなのかは気になります。
実際に送られてきたメアドはt-xxxxxxx@mva.biglobe.ne.jpとなっておりました。IDの部分は完全に個人名のようでしたし、ドメインを見ると個人宛に割り振られているドメインであることが分かります。
多分どこかで抜き取ったモノですね。
また、タイトルがおかしく笑っちゃいます。
メールのタイトルは、「これがあなたであることを確認しましょう- 今日誰かがあなたのメールアドレスにアクセスしようとしました」となっており、説明するときの内容でメールタイトルにはふさわしくないですね。
もし、本当にISPからの注意喚起であれば「メールの不正アクセスが検出されました」の方がまだまともですね。でも、このタイトル自体もAmazonの詐欺メールでよく使われるタイトルですよね。
実際のメール本文は?
それでは実際に送られてきたメールの本文を紹介します。

デバイスがiPhone (iOS 112.0 PRO)だって、iOSはいつから100番台になったんですかね(笑
この文章で無茶苦茶矛盾しているのは以下の部分
サインインすると、メール アドレスが自動的に認証され、通常どおりメール アドレスを使用できるようになります。
そもそも、このメールを受信するためにメールボックスにサインインしているわけで、普通に使用できているからメールを見ることができてるんです。
わざわざメールの本文で指定された部分からログインしなくても、メールが読めればそれでログイン完了ですから。
メールアドレスにサインインしてくださいと言う部分に張られているリンクは以下のURLで、Biglobeとは全く関係無いURLです。
https://3-83-39-20.cprapid.com/.shtml/
そもそも、メールの本文内にログインしてくれとか、ログインボタンがあること自体が詐欺の代表手口だという事を覚えておきましょう。
まとめ
今回久々に通常のメールボックスに入ってきた詐欺メールは、実際のISPのメアドを不正入手して使っていたのが原因でした。
しかし、メール本文にログイン関係のボタンやリンクが張られているのは、詐欺メールであると言う事を自ら言っているようなモノです。
詐欺メールらしきモノを受け取ったら、下記の点を確認することをお勧めします。
- 実際に使用しているサービスか
- URLが貼ってあるメールは詐欺と思った方が良い
- 何か疑問があれば公式ページで確認する
- クレジットカード等の不正利用はクレジット会社から電話で来る
- 不安になったら、対象のサーのスの公式ページの窓口に問い合わせる
今回も、このような詐欺メールが来たと言う事を、みなさんの家族や友達に情報展開をお願いします。
最新の内容を知って頂くことで、ネットリテラシーの向上を図り、ひとりでも詐欺に遭わないようにすることが、この記事の目的です。
