ビジネス書評

「AI vs 教科書が読めない子どもたち」を読んで、AIではなくマジ将来が危ないと思った

数学者の新井紀子さんが書かれた、AI vs 教科書が読めない子どもたちを読んでみたんだが、この本は俺にとっても結構衝撃的だった。

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AIについては、次回にでも書こうと思うが、今回はAIより危機感がある未来像について書いてみようと思う。

 

この本を読むと、AIなんかより近い将来像の危機感のほうが俺には気になったね。

この本が言いたいこと

今、AIは流行りなので明るい未来がもてはやされている。実際は違うと思うが、それに引き換えAIが発達していくと、人間の仕事がAIに代わり職を失う人が出てくると言うこと。

そこで言われるのが、AIが出来ない人としての意義がある仕事に就けばよいという安易な考え方。

何故安易なのか?

産業革命が起こり、自動化が進むことにより人が仕事を追われたが、その時も同じようなことを言われていた。そう、機械が出来ない仕事を人間がやればいいので、人の仕事はなくなることはない。

本当にそうだったのだろうか?

ここに大きなポイントが有るんだ。

機械が出来ず、人しか出来ない仕事は確かにあるが、その人しか出来ない仕事をこなす能力が機械に追われた人間い有るかと言うこと。

ここが重要で、人にしかできない仕事は当時沢山有った。でもその仕事に就けずに職にあふれた人が増えたので、世界恐慌になってしまった。

何を言いたいのか?

仕事は有っても、その仕事をこなす能力が無ければ、仕事は無いに等しいと言うこと。

正に今同じことが起きようとしている

実は、今これと同じようなことが起ころうとしているんだ。AIが進むと仕事の自動化が進んでいくので、単純作業の繰り返しのような仕事は、明らかにAIやロボットに代わっていくと思われる。

そうした場合、その仕事についていた人は職を失うことになり、新たに別の仕事につかなければいけなくなる。

そうしたときに実際にはどうだろう。ある意味、単純な繰り返しのルーチンワークだったために与えられていたような人は、他の能力を有しているだろうか?

有している場合には、特に問題なく新しい仕事に移って新たな人生を始めることが出来るが、他の能力を有していない場合には、その時点で失業してしまうことになる。

今の世の中、そんな事って有り得るのってほとんどの人が思うだろうが、これが穂の本を読むとあり得るって事なんだ。

何故そんなことが起きうるのか?

実は、この本タイトルでもある教科書を読めない子どもたちが多く存在しているんだ。これは何を言っているのかと言うと、文書の読解力が無いので問題を正しく理解できないと言うこと。

つまり、物事の真理を理解することが出来ないと言うことなんだ。

この本の中には具体的に例題が有るのでちょっと紹介する。

例題

Alexは男性にも女性にも使われる名前で、女性の名はAlexandraの愛称であるが、男性の名Alexanderの愛称でもある。

この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。

Alexandraの愛称は(    )である。

  1. Alex
  2. Alexsander
  3. 男性
  4. 女性

P200

答えは当然1のAlexなのだが、中学生の回答率が最も高いのは4の女性だった。しかも中学1年生の回答は23%と1/4の確率である25%よりも低い値だったらしい。

驚くべき事実である。これは愛称と言う言葉の意味を知らないからこういう回答になるのではないかと思われている。

要は、言葉の意味を理解していないと言うことらしい。

この本を読んでいくと、昭和生まれの俺でさえゾッとするような内容が書かれている。

この結果がもたらす事

このような結果を見ると、日本の未来は本当に大丈夫なのか。少なくともそう思う人が多いんじゃないか。もし思わない人がいたら、ケンシロウに秘孔を突かれたと同じ状態だと思うぜ。

そう、お前はもう死んでいるだ!

物事を理解できない人間ばかりになったらどうなるだろうか?AIどころの世界ではなく、単純な肉体労働以外の仕事は出来ないって事じゃないか。

AIやロボットが発達して、単純繰り返し作業がすべて人から奪われ場合、そこから職を失った人の生き残る道は、単なる肉体労働すらないってことになるよね。

だって、単純作業は機械に置き換わるんだから、道路工事や交通整理まで全部機械になるんだよ。そうしたら、そういう仕事をしていた人達は職を追われ無職になる。

そうならないようにするためには、物事の理解が出来る最低限の能力を身に着けるしかない。要は当たり前のことなんだよ。その当たり前の事が、今は出来なくなってきているって事なんだ。

ゾッとしないか?

まとめ

この本は、AIの到来については否定的な意見となっている。それは明らかな論理的な理由があるから。しかし、そのAIの研究過程で分かった事実。そう、教科書を読めない子どもたちが多く存在してきている事。

ある意味で、すぐキレる人間が増えてきている。これはある意味、物事の理解が出来ないからなのかもしれない。最近問題になっている、煽り運転も、煽り運転をすればどんなことが起こるのか、理解できていないからそう言うことを平気で出来るのだと思う。

人が物事の真理を理解できないと言うことは、それはもう人間では無くなってきていると言うことじゃないか。

人の痛みを分からないから、人を平気で傷つける。そう言うことにもつながるのではないかな。

この本は、そういう人間として大事なことをAIと言うテクノロジーを通して警告していると俺は判断した。

特に若い人に読んでいただきたい1冊だよね。是非、正月休みにでも読んでほしいな。

 

 

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じぇいかわさき
進撃の社畜/弱小プロブロガー 本ブログは、還暦で定年の世代の筆者が、まだまだやれるという事を証明するために新たな事に挑戦した事を情報発信しているブログです。同世代の人達に対して、まだまだいろいろと頑張れる、第二の人生を楽しく生きていく為に現状維持は退化、失敗の反対は行動しないことを座右の銘とし、思い立ったことにチャレンジした記録です。また、せっかく稼いだ収益を騙し取られないように、毎日来る迷惑メールなどのネットリテラシーについても情報発信をしています。最近はプログラムにも挑戦しだしました。 このブログは ネットリテラシー ブログ 働くこと について書いており、第二の人生で頑張る同世代の心に刺さる記事を目指してます。人生100年、まだまだがんばれます。 >> Twitterをフォローする